yonemiki2010-04-18

 目は覚めているのだが、ベッドでゴロゴロしていた。起き上がって玄関に向かうと、ゴロウが玄関ではなく廊下で寝ていた。北海道では、ナンチャッテ・フローリングの居間に寝ていたので、部屋に入れないのを不思議がっているようだ。

 牧場では繋いでないので、それほど必要ないかもしれないが、朝の散歩に出かけた。行く先は、当然港だ。遅くまで歓迎会をしてくれた漁師さんは、早朝から伊勢エビ漁に出かけ、大漁だった。外道として、ツバメ魚が沢山かかっていた。南の海で、結構大きな群れで泳ぐ魚なので、たまたま群れが網にぶつかってしまったのだろう。ずっしりと重い。食べられるのかと思ったが、美味しいらしい。昨日のコショウダイもまだ残っていたが、勧められるままに戴いた。一人では食べきれないので、寿司パーティーでも開こう!
 島で楽しく暮らすには、漁師さんと仲良くなることだ。とりあえず『Yoneちゃん!』と呼んでもらえる関係になった。大事にしよう!

 4WDフォードで、ブッシュチョッパーという機械を動かしてみた。意外に強力で、小さな木の茂みだったら、粉々に粉砕してしまった。粉砕した雑草は、かき集めて親牛にやると良いらしい。
 小中学生と父兄が、牧場まで歩いてきた。
 目的は、牛や馬、山羊や黒豚といった動物を見に来たらしい。ゴロウがエスコートするのは当然として、ライバルのポパイもお客さんに愛想を振る舞っていた。大きな馬が、穏やかな目をして近寄ってきて、体を触らせてくれるという体験は、なかなか刺激的だったようだ。草地を犬と一緒に走るのも、皆興奮していた。もうちょっとゆとりが出来たら、引き馬くらいさせてあげられたかな?
 鼻輪が取れて、人工授精をすることが出来なかった牛を捕まえ、鼻輪を通した。

 第一回寿司パーティーなのだ。
 仕事を早めに終わらせ、ご飯を炊いて待ってくれている友人宅に、魚と包丁を持って出かけた。ウロコ取りを忘れてきたのは、大失敗だ。包丁でウロコを引くと、あたりに飛び散って部屋が臭くなるのだ。外でウロコ引きをした。俺は足を痛めているので、中かがみや正座は猛烈に辛いのだ。
部屋に戻り、三枚おろしにした。コショウダイは、やり慣れた体型だから良い。だが、ツバメ魚は平べったいし、意外に内臓が多いし、エンガワがとても発達しているし・・・やりづらかった。
 どちらも、身がとても締まっていて、もうちょっと熟成させるべきだったかもしれない。そして、寿司ネタとしてはもっと薄く切るべきだった。寿司を握ったら、魚が堅くて食べづらかった。
 しゃりは、表面が堅く、中はふんわり握るのが良いらしい。しゃりが口の中でほろりと崩れることで、酢飯とネタの融合が起こるのだ。コツは、力を入れる時間を0.5秒以内にする。寿司職人が、ぽんぽん調子を着けて握るのは、そのためだ。
 頭で判っていても、やるのは難しい。力を入れなさすぎると、口に入れる前にほぐれてしまうし、入れすぎたりじっくり握ってしまうと、芯までしゃりが固まり、口の中でしゃりの形がいつまでも残ってしまうのだ。
 コショウダイもツバメ魚も、とても脂がのっていて、美味しかった。
 反省は、ネタをもっと薄く切る!しゃりは、もうちょっと握る。
 次の寿司パーティーに参加したい人は、Yoneの所までご連絡ください!

 家に帰ったら、砂糖さん(?)から、お米とお酒が届いていた。ちょっと会って話しただけなのに、恐縮してしまう。
 設定が狂い、ネットにつながらなくなった。メインコンピューターをセットしたが、ドコモのデータカードを動かすソフトは、ネットに繋がっていないとダウンロードできない。ドコモに電話して,CDを送ってもらうしかないか?