新聞に載った

 牧場に行き、子牛や昨日連れてきた牛達に、餌や牧草をやった。親牛達には、乾草を節約するために、青草を刈ってきて与える。
 港に残してきた木材の束を、ユニックで取りに行った。木の束をロープで縛って・・・。牧場に持ち帰ったが、置き場所に困った。変なところに置くと、シロアリの餌食となり、放置すると付近の柱もやられてしまうのだ。
 だが、迷ったことは、後回しにするのだ。
 放牧地の牛達を見回り、発情している牛を探した。見たところ、間違いなく誰かが発情していた。だが、牛達はゴロウが珍しく、興奮して追いかけ回していた。その動きに邪魔され、発情牛の特定が出来なかったのだ。ゴロウに声をかけて動きをコントロールし、牛群が目の前に集まるようにして、発情牛を特定した。牛は、追い込み柵に追い込んで、目的の牛をロープで捕まえる。今日は、誘い込みの餌が無かったので、追い込めるか判らなかったのだが、牛が人なつっこく近寄ってきたので、花輪を手でつかんで確保できた。
 確保した牛は、簡易枠場に繋ぎ、種付けをする。『華春福』を着けた。
もう一頭発情していたのだが、鼻輪が着いていないので、牛の確保が出来ず、種付けを断念した。次の発情までに、鼻輪を着けよう。
 荷台から下りられなかったローズは、荷台を高台にぴったり寄せ、餌で誘導して降ろし、部屋まで連れて行った。久しぶりの地面に降り、安心したようだった。
 お客さんが、牧場を訪問してくれた。新たな挑戦で、不安もあるのだが、励まされると元気になる、単純な男であった。
 2WDのフォードに、ディスクモアを取り付けた。だが、古い機械なので、油圧の調整が判らず、四苦八苦した。何となく動いたが、なぜそうなったのか判らず、実に気持ち悪い。ちゃんと教わるまで、持ってきたクボタを使った方が良さそうだ。

 南日本新聞4月14日に、昨日の取材されたことが載っていた。