荷物の積み込みなのだ。

 今日は、家財道具の積み込み日だ。俺は、詰めが甘いんだ!
 だいたいまとまってきたのだが、牛舎、地下室、住居の三カ所で荷造りするため、実にまとまりのない作業となってしまった。意味もなく、三カ所を行ったり来たりして、時間を無駄にしてしまった。それでも、カヤックは折りたたんですぐに詰めるようにした。
 液体窒素のボンベは、真っ先に梱包し、絶対に倒さないようにお願いした。倒すと、高価な精液が死んでしまうのだ。こういう作業は、集中力が無いとだめだ。一箱詰めると、しばらくフラフラしてしまうのは、何か傷害でもあるのだろうか?
 絶対に外せないのが、冷蔵庫、洗濯機、ダイビング道具、ベッド・・・。ソファーを言わなかったら、しっかり置いて行かれた。本棚やスチールラックなど、有無も言わせず・・・。ちょっと、値切りすぎたかな?
 室内には、意外に多くのものが残っている。本当にいるのかと言われると、そうでもないのだが、会ったら便利なものを残していくのは、貧乏人の俺には切ないのだ。
 食器洗い乾燥機を外したとき、水道のねじを壊してしまったのだろうか?蛇口が着かなくなってしまい、おかげで風呂に入れない!水も飲めないのだ。
 今夜は、寝袋だ。
 市場成績がきた。先日亡くなったつぼみの息子が、良い値段で売れていた。つくづく惜しい。フク(マユミ)は、47000円・・・悲しい。