今朝も、怪しい雰囲気が漂っていた。今日は、タエ(福栄←北国7の8)だった。獣医さんに電話したときは、まだパッとしない感じだったが、捕まえる頃には良い発情になっていた。タエの子は、あまり良いのが出ていないので、何を着けようか迷うところだ。寝とぼけた俺は、『勝忠平』って言ったような気がする。慌てて電話をかけ直し、在庫が沢山ある『安茂勝』に変えてもらった。
 『勝忠平』は既に死んでしまって、もう二度と手に入らないだろう。とても人気がある、高価な種だ。『安茂勝』は、とても人気があったのだが、一時成績不振で価格ががた落ちしてしまった。飼いやすいし、俺は良い牛だと思うが、肥育屋さんが買ってくれないと話にならない。でも、また徐々に見直されてきて、中堅の地位を取り戻しつつある。
 種付けは大切な投資だが、在庫を沢山持っている種は、使えるときに使っておきたいって考えは、せこいかな?

 2月も末になり、そろそろ青色申告をしなければならない。たぶん、もうちょっとで終わるかなぁ。

 哺乳瓶の頃から育てたゴロウは、タオルをしゃぶるのが大好きだ。母親のオッパイを吸っている気分になれるのだろうか?
 ゴロウのものなら何でも欲しがるカイトは、そのタオルを引っ張って奪い取ることも多かった。カイトは、奪ったタオルを噛み千切る。
 その習性は、ゴロウのにも移り、タオルの消費量が増えてしまった。細切れになったタオルは、床に散乱し、新たな布を求めるゴロウは、椅子の上に置いた洗濯物から、勝手にタオルや俺のTシャツを持ち出すようになった。着る人の居なくなった服を与えても、決して口にしないのに、なんで数少ない俺のシャツやパンツは、獲物になるのだろう。
 先日、良く言い聞かせたので、最近は平和だ。