元気の素

 今朝は、気温の割りには寒かった。吹雪となり、雪が痛くて、前を向いて歩けなかった。昨夜、パドックの扉を閉めたのは、正解だった。
 パドックと言えば、積雪により相対的に柵が低くなりすぎて、やんちゃなハンナなどは柵を跳び越え、隣の部屋に行ってしまう。元に戻すのが面倒なので、気休め程度だが柵を高くした。除雪できればいいのだが、踏み固められて、歯が立たないのだ。細かく仕切ってあるので、ユンボも入れない。
 キサラギは、とりあえず元気だ。まだ、事業団からの返事がない。たぶん、ちゃんと育てられるか様子を見ているのだろう。ちょっとは目が見えているような気がするし、不器用でもミルクは飲んでいる。問題は、エサに移行したときどうなるかだな。
 羊のココアが、とうとうロールを食べきってしまったので、新たなロールを与えた。丸めた後に雨に当てたので、見栄えは悪いが、中は早刈りの良い牧草だ。ちょっとココアには勿体ない。 
 今年の冬は、牧草の心配が全くない。発情を促す良質牧草も、質量共に十分。牛の発情回復が良いのは、牧草のおかげかもしれない。

 『カンナさん大成功です』を観た。美形ではない太ったゴーストシンガーのカンナさんが、全身整形をして人気歌手に生まれ変わると言うコメディーだ。
 単純な映画なのだが、歌を歌って認められるシーンが、観ていて嬉しく、元気になれるから好きなのだ。