キサラギは、今朝もちゃんとミルクを飲んだ。元気も増して、俺が近づくとピョコタンピョコタンと跳ねる。
 糞出し前に、ゴロウがしゃぶっていた骨の持ち主を捜しに行った。早朝から放しているので、まだ遺体があるなら、きっと立ち寄っているはずだ。犬達の足跡をたどってみたが、それらしき物はなかった。
 骨は、ゴロウの大腿骨より大きいので、たぶん鹿だと思うのだが、鹿なら俺も食べたかったな〜なんて(^^;;;
 糞出しをしたのだが、堆肥の置き場が広がりすぎたので、切り返しと積み上げをした。こういう作業の前には、バッテリーの充電が必要だ。80馬力の古い方のクボタを久しぶりに始動し、積み上げる。車重が軽いので、堆肥の代わりに後輪が高々と持ち上がった。 米ぬか発酵飼料の仕込みをした。
 手がアカギレになっているのだが、米ぬかを混ぜると皮膚がツルツルになった。そういえば、1月末の出産ラッシュから、腰がギックリになりそうな気配を持ち続けている。慎重に動いているので、最後の一線を越えないのだが、子牛にミルクをやったりするとき、中腰の姿勢を保つのが良くないらしい。
 ずっと逃げていたことなのだが、もう逃げられないので、作業を再開した。