扉

　乾草庫入り口に張った電気牧柵の線は、一旦は切られたのだが、その後馬達は乾草庫に近づかなくなった。ちゃんと電気を効かせて良かった。馬の草架には、我が家で二番目に早刈りした乾燥を入れてやったが、質は落ちても盗み食いの方が魅力的だったようだ。ときどき、恨めしそうに乾草庫を見ている。
　明日は大荒れだというので、今日のうちに扉をもう一つ作ることにした。
　三部屋並びの最後の扉で、大きいけど一番作りやすかった。いつもピッタリに作りすぎ、取り付けに苦労するので、ちょっとゆとりを持って作ったつもりだったが、完成したらピッタリだった。隙間が無くて、マイナスドライバーを使わないと開けられないほどだった。
　ここの部屋を作って何年も経ったが、ようやくパドックへの扉が三つとも完成した。まぁ、パドックが出来たのは、２年ちょっと前だが・・・。いろいろあったからな〜〜〜。

　ついでに、ハンナ・ヤスヒメを、クミコ・マリア・茂次郎と入れ替えた。クミコのいた部屋は、エサ箱に三頭並んで顔を出しにくく、食い負ける人が出てしまう恐れがあったからだ。移動させ、三頭用に改造したエサ箱を、二頭用に戻した。