1月市場出荷

 子牛の出荷だった。真っ暗なうちから牛舎に行き、我が家で最後のエサをやる。
 他の子牛たちの世話を終えたところで、エサを食べ終えたワカコと福六郎をスタンチョンに繋ぎ、ブラッシングした。いい人に買われてくれよぉ!買われた子牛は、さらに約20ヶ月肥育されるのだ。
 やろうやろうと思いつつ手をつけられずにいた年賀状を、とうとう書いて送った。こういう事は、ちゃんと出来ないんだ。
 パソコンが、また突然ダウンしてしまったので、分解してみた。よく判らないが、CPUの冷却が上手く行ってないのかな?冷却ファンに埃が詰まっていたので、綺麗に取り除いた。冷却フィンが外れているチップがあったが、固定金具が外れており、取り付けられなかった。

 『オーストラリア』という映画を観た。
 力を持つものが正義という、オーストラリアらしさが出ていた。でも、金持ちの横車が通ったり、悪党があくどいことをしてのし上がったりするのは、観ていて義憤に駆られた。1500頭もの牛を追ってダーウィンに行くシーンは、いろいろアクシデントもあって面白かった。
 アラもあった。
 アボリジニの少年が単騎で疾走するシーンなのだが、少年の馬の前に明らかに別な馬が走っている土煙が写っていた。こんな細かいシーンに気がつく人は、居ないのだろうか?
 日本軍がダーウィンを空襲するが、なぜか沖合の小島にだけ上陸していた。戦史では上陸作戦は無いと聞いているが、映画ではダーウィン沖の小島に上陸し、数名を殺している。演出のためとは言え、リスクの割りに益の少ない小島への上陸を、史実に反して取り上げているのは、日本人として腹が立った。
 でも、全体としては面白い映画だった。