ヤマブドウな日
先日も書いたが、今年はヤマブドウの当たり年である。あっちこっちのツルに、鈴生りとなったヤマブドウの実が、黒々と光っている。
その中でも、家の裏に生えているヤマブドウは、圧巻だ。実の重みで、巻き付いていた梅の木の枝が、折れてしまったほどだ。馬達が根元付近にフンをするので、肥料が良く効いたようだ。
たぶん、ヤマブドウを取る人たちは、丁寧に万遍なく取っていくのだろうが、俺は実が生っている枝1本だけを、大ざっぱに採集した。飽きっぽいので、すぐに止めてしまったのだが、後で後悔するほどの量が取れた。
早速、房から実を取り外す作業にかかる。大量に取ったことを、既に後悔していた。
一時間かかって、やっと写真右上の大鍋一杯の房を処理し、ざるに2kgの実を集めた。
これを、鍋に入れて加熱した。ヘラやマッシャーで、実を潰していく。ポリフェノールたっぷりのジュースがしみ出す。それをザルでこし、さらに木綿のハンカチで種と皮を包んで絞り取る。
ヤマブドウのジュースに、砂糖を加え、焦がさないように煮込んだ。固形物のないジャムは初めてなので、ちょっと戸惑った。煮込む目安が、水に一滴垂らしたとき、溶けて拡散しないでそのまま落ちていく濃さとあったのだが、これが失敗だった。
真面目な俺は、本当にその濃さまで煮込んで、ビンに詰めた。完成したときは、サラサラだった。でも冷えて固まったジャムは、堅すぎてパンに塗れない(T_T)/~~~
水を足して薄めたら、ちゃんとしたジャムになるかな〜?
夜になって、また雷雨になった。もう、雨いらない!