ブルーな朝

 牛舎の前に、出迎えの牛が立っていた(T_T)/~~~  昨夜、牛舎から放牧地に出す出入り口を、閉め忘れたようだ。
 中は、阿鼻叫喚の世界。
 棚に置いてあった子牛のエサは、全部床に落とされ、踏みつけられ、糞尿をかけられていた。
 窓ガラスは割られ、枠ごと床に落とされていた。
 ・・・
 牛達を放牧地に追いやり、後片付けから始めた。朝からテンションが下がる。

 昨日、柵を補修したために帰れなくなったこゆきを、ゲートまで向かえに行った。簡単に捕まる牛ではないので、ゲートを開けて、追いムチで追い込んだ。
 水場を走っているうちに、ザクタスの長靴に水が浸みてきた。調べてみたら、かかとに亀裂が出来ていた。3年履いたから、寿命だ。すごく長持ちするからお得なのだが、買うときはちょっと高い。

 NHKで、原子力発電所の解体を、特集していた。
 電力会社の資料を見ると、発電コストが低いように書かれているのだが、解体費用や、核廃棄物処理費用を考えると(当然考えるべき!)、とんでもなく高コストな発電になってしまうのだ。
 番組でも、原発は解体することを考えられていない作りだと言っていた。解体する頃になれば、技術革新が起こって、放射能に汚染されたゴミも処理できるだろうという、あまりに楽観的な思考の元に建設されたのだ。残念ながら、その技術革新は、とても起こりそうにない。
 15年ほど前に授業で取り上げたことがあるのだが、解体や処理費用を含めた原子力発電のコストをかけるくらいなら、そのお金で一般家庭の屋根に太陽光発電パネルを設置した方がマシなのだ。でも、自然エネルギーは高コストで不安定だと言って(本当は儲からないから)、電力会社は取り組みたがらない。一カ所での太陽光発電風力発電なら、天候に左右されるのだが、国全体で考えた場合、何所かしら晴れていたり風が吹いているものだ。
 マァ、こんなところで書いても、どうしようもないのだが・・・。