堆肥の切り返し

 今朝の気温は、一桁まで冷え込んだ。
 気がかりは、母子分離を考えているマリアだ。今朝は、ミルクを1リットルほど飲ませるのに、かなり苦労した。母乳を飲み慣れた子牛は、なかなかミルクを飲んでくれない。ちょっと、決断が遅すぎた。母牛のカズエは、オッパイをやりたくて、牛舎の前に居座っている。
 敷きワラ交換のついでに、以前から気になっていた里次郎達のパドックの糞を、一輪車で搬出した。
 午後から、草地に残っているロールの回収に行った。残り9個と思っていたのだが、10個あった。トレーラーに乗せられるのは8個だ。あまり良くないのだが、2個フロントローダーで運んだ。後輪が浮いて、あまり気持ちよくなかった。
 ユンボを始動した。
 ユンボは足が遅いので、あまりあっちこっち動きたくない。目的地途中にある道のぬかるみを直したり、埋まってしまった溜め池を掘ったりするので、なかなか目的地に着かないのだ。
 今年の秋に撒く堆肥を、ユンボで切り返した。半分以上は、良く熟成されていた。残りの半分は、新しい堆肥が混ざってしまったため、分解されていない牧草が残った。熟成が進んだ堆肥を早刈り牧草地に散布して、残りは遅刈り牧草地に散布しよう!・・・って、量が少ないので寂しいのだが・・・
 発酵した堆肥は、意外にいい匂いがする。
 夜牛舎で、やっとマリアがミルクを2リットル飲んでくれた。良かった。