赤いツナギの日

 今朝は、赤いツナギを着て出かけた。それほど大変な日では無いはずだったが、気合いを入れるためだ。
 朝牛舎後、テッターに行く。北山採草地は、もうちょっとという感じだった。作業機をレーキに換える。
 放牧地だった草地は、不規則な凸凹が沢山あって、機械に無理がかかるな〜ッて思っていたら、レーキの動きが変である。すぐに止めて確認したら、アームを留めているフランジが割れていた(T_T)/~~~  今日は日曜日だ。見たところ、そう簡単には直りそうにない。刈り取った牧草を、どうするんだ?
 昼飯を食いながら考える。
 作業機は、出来るだけ貸し借りはしたくないものだ。ましてや、凸凹のある草地では、人様に借りた機械まで壊したら目も当てられない。
 レーキした牧草だけを、今日ロールするという選択肢もある。
 雑品の中に、鉄くずとして出そうと思っていた壊れたレーキがある。10本ある腕のうち、残っているのは4本だけだ。これを復活させて、ゆっくり作業すれば、もしかしたら仕事になるかもしれない。
 早速引っ張り出して、壊れたところを応急処置していく。ジョイントを着け、パンクを直し、曲がったタインを交換し・・・。やりながら、なんか無駄な仕事をしているような気がしてくるのだが、牧草を手で集めるなんて不可能なのだから、なんとか使うしかない。
 動かしてみたら、ギアを落としてゆっくり作業すれば、まぁまぁ牧草が集まることがわかった。集めきれなくて無駄になる牧草も出るが、これ以上壊さないように、ゆっくり丁寧に作業していった。とりあえず、家から離れた草地は、全部レーキをし終えた。すぐに丸めたいところだが、ロールは明日だ。
 これで、明日の朝北山採草地の牧草を少しレーキしておけば、機械屋さんがロールベーラーの修理と調整をしている時間に、残りのレーキをすることが出来る。
 と言うことで、赤いツナギのおかげで、困難を乗り越えることが出来た(^O^)/ めでたしめでたし!