こゆき発情 ロール回収

 昨夜降った雨も、朝までには止んでいた。だが、道には水が流れていた。ここ三日ほどかけて、妊娠牛放牧地に牛を引いていったが、日に日に泥濘化していくのを感じた。風よ吹けぇ〜!日差しよ差せぇ〜!
 残念ながら、こゆきが発情していた。再度受精卵を移植するために、発情確認をしてもらった。良い卵が出来ているそうだ。
 こゆきの負担を減らすためにも、綾五郎にエサを食べ始めてもらうためにも、綾五郎は1日1回の制限哺乳にした。
 蕾次郎だが、これまでツボミの乳を吸ってから、こゆきの乳も吸っていた。綾五郎の乳を抜くときは、ツボミの乳を吸わせず、直接こゆきの乳を吸うようにした。いろいろ複雑だが、試してみたいのだ。
 果穂三郎は、ハンナのことが好きなようだ。母親の元を離れ、ハンナのところに来て、一緒に寝ている。光三郎も、大分元気に跳ね回っている。

 大分迷ったが、午後ちょっと遅くから、ロール回収に行った。日差しはあるが、まだ水が流れている状態で、農地に入るのは良く無さそうだった。だが、少しでも回収しないと、終わらないのだ。
 パワステが壊れて、腕力が必要だが、車幅が広くて重りの付いたクボタM8030で集めに行った。絶叫することはなかったが、筋トレになりそうなハンドルだ。4往復して、ロールは倉庫の外に置いた。