ヒカリ出産 ベビーラッシュ ウニ丼

 今月4頭目の子牛が生まれた。
 ヒカリの子、『光三郎』(茂勝栄)だ。最近、あまり手を焼かない子牛ばかり産まれていたが、この子は手を焼いた。
 ミルクは飲まないし、立たないし、母乳にも吸い付かないし・・・。雨降ってるし・・・関係ないか?
 今月は、あと2頭産まれる予定だ。以前、友人に、
「一度に産まれたら大変なんだから、ばらけて産まれるように種付けしなければ駄目でしょ!」
と言われたことがあるが、俺たちは良い発情が来たら種付けしてしまう。同じ時期に購入したから、種付けのタイミングがたまたま重なってしまっただけだ。普通、自然にばらけてしまうのだが、俺ンちはなかなかばらけない。救いは、ベビーラッシュが年々1ヶ月ずつ早まっていることだ。
 だが、やっぱり6頭同時期出産は、大変である。以前は、人工哺乳にすることで、ミルクをやる手間がかかっていたが、今は親の母乳を飲ませる牛が増えたため、水やりや糞出しが大変である。母乳を利用する理由は、泌乳量の多い母牛に着けた場合、人工哺乳より大きくなるような気がするからだ。
 早く、制限哺乳に切り替えて、朝晩の授乳の時以外は母牛は外に出したいが、この点についても焦って出すことの経済的損失を考慮中なのだ。
 光三郎とこれから産まれる2頭は、人工哺乳に切り替えるつもりだ。

 子牛の登録のために、鼻紋を取りに来た。ついでに、共進会に出す牛を選定に来た先輩方と話をした。
「(紙袋の)エサが、カビないかい?」
「棚に載せているからか、大丈夫みたいです。」(写真左)
「この袋はカビてるけど、中は大丈夫なんかい?なんか、パラパラしてるけど・・・」(写真右)
「それは、米ぬかです(汗)」
米ぬか油が袋に浸みだし、青カビが生えてしまったのだ。

 クミカンの残高と、今後の出費計画を熟慮した結果、決死の思いで決断を下した。
 今日は、2000円のウニ丼を食べに行こう!
 フェリーターミナルの食堂に出かけた。入り口に張り紙がしてあった。ウニは品切れだった(T_T)/~~~