テッター 産まれちゃってる! 蕎麦蒔き直し 

yonemiki2009-07-04

 今日も、いろいろ忙しかった。とりあえず、テッターに行く。ちょっと薄日が差すと、これまでテッターで何度も跳ね上げた牧草は、一気に乾く。
 不自然な画像というのは、意識しなくても目に飛び込んでくる物だ。
 我が家では、子牛が放牧地を歩いているということは無い。ところが、丘の頂上に小さな黒い点が・・・。
「あちゃ〜!」
臨月の誰かが、出産してしまったのだ。丘の山頂から担いで降りるのは、なかなか辛い。生菌製剤を混ぜた人工初乳を持って、丘を登る。
 出産していたのは、ツボミ(安平照)だった。子牛は『蕾次郎』(茂勝栄)。元気は良いが、哺乳瓶からは飲まない。それに、ツボミはあまり乳が出ないので、任せるわけにはいかない。
 しょうがない。肩に担ぎ上げて、急斜面を降りる。
 牛舎に着いたら、カテーテルで子牛に人工初乳を飲ませ、ツボミはロープで繋いだ。
 時間を置いて、人工初乳は2回与えた。夕方には、母乳を吸っていた。ツボミの母乳を当てにするより、乳量が豊富すぎるこゆきの乳を利用する方が良いかもしれない。
 獣医さんが来て、こゆき(交雑種)に受精卵移植をしてくれた。平茂勝で採った、アヤ(安福165の9)の受精卵だ。着いてくれたらいいな〜!
 巨牛メロン(平茂勝)は『安福勝』を妊娠していた。母乳を利用しているのに、11ヶ月一産と優秀である。首筋にモクシ傷があるので、直ったら妊娠牛放牧地に移動してもらう。
 テッターの合間に、ロータリーでローズの庭に生えた雑草を鋤込んだ。ついでに、パラパラとしか芽が出なかった蕎麦の種を蒔き直した。
 3回目のテッターをかけた。もうちょっとってところだ。師匠と、バイトの日程について話し合った。
 先日の市場で、綾四郎が健闘してくれた。原稿が採用されたお祝いも兼ねて、今日は黒毛和牛のステ〜キでございます。
 直径28cmのフライパンが小さく見える。厚さ3cmのリブロースだが、ナイフやフォークを使わず食べた。心もお腹も満腹で、幸せいっぱいでありま〜す。
 この美味しさを知らないあなた!人生の半分を無駄にしてますよ。(友人の言い回しを流用!)