多すぎる餌 その場しのぎの対策

 ローズは、今回限りの大量な残渣を一度にもらい、お腹いっぱいになっていた。通常、食事の後は、自分の小屋に帰って寝るのだが、、食べ残しを烏に取られるのを嫌がって、餌の前から動けずにいた。多くを持ちすぎると、必ずしも幸せではないのだろうか?
 馬の草架に置いた牧草が、減らなさすぎる。置いてあるのは、子牛が食べるような早刈り牧草だ。もしやと思って解放馬房に行ってみた。柵が壊され、積み上げた2番草が食い荒らされていた(T_T)/~~~  
 こういう時の対処として、すぐに柵を作るという方法と、見なかったことにすると言う方法、適当に誤魔化して外に2番草を置いてやるという方法の、3つがある。
 柵として埋めた丸太は、7年の歳月で腐っていた。小屋が雪の重みで潰れてきており、電気系統に不安があったので、電線は切ってある。したがって、簡単に電気牧柵を張ることも出来ない。
 最も簡単な、見なかったことにするという方法だが、本気で考えてみた。でも、崩れてきたロールの後片付けを考えると、やはりウンザリだ。
 と言うことで、3番を選択。ダミーの電気牧柵ケーブルを張り、代わりに家の前に2番草を置いてやった。牛達は、早刈り牧草の方が好きなのに、馬達は2番草の方がお気に入りだ。早刈り牧草の質が、例年より悪いのだろうか?

子牛は、毎日敷きワラ交換の時に、嬉しくて歓びのダンスをする。『ハイジジャンプ』とも言う。カメラを向けると止める。写真はようやく撮った1枚。垂直跳びしている。