浪四郎制限哺乳開始 モモすきしゃぶ

 ストーブを着けなくても、室温は3℃ある。体感する気温は、気持ちに大きく左右される。今朝は元気がなかったのだが、あまり寒いとは感じなかった。でも、朝牛舎に行って帰ったら、足が霜焼けになっていた。
 浪四郎を制限哺乳にするため、ナミコを放牧に出した。浪四郎は、いつもの場所に寝て、母の帰りを待っていた。カツコの部屋に移動させ、エサを食べることを覚えさせる。
 草架に、サイレージを入れてやった。熱を出している子牛が、ポツラポツラいた。マイシリンを注射する。
 ガンベ(皮膚病)対策で、一掃作戦を展開している。ちょっと濃いめの消毒石けんをスプレーに入れ、患部周辺を擦りまくる。かさぶたになっていると効かないので、剥がして消毒する。薬ガンベトールを塗るのは、全体が落ち着いてからだ。


 
 元気がないときは、黒毛和牛を食べるに限る\(^O^)/ すきしゃぶ用に買ってあったモモ肉を使った。お店で急速冷凍した物を、冷蔵庫で1日かけてゆっくり溶かしたが、ドリップも全くなく、生の肉との差異は感じられなかった。
「良い肉が入荷しました。」
と言われたときに買っておいたのだが、こんなに霜降りなモモは見たことがない。同じ値段で良かったのだろうか?切らなくてもいい、ちょうど良いサイズにそろえてあった。
 先に脂身を炒め、肉以外の具材を多めの割り下で煮る。肉を入れる場所を空けて、一枚ずつ広げるように入れ、うっすら色が変わったらすぐに頂く。
ウメ〜〜〜!
柔らかくて、肉の良さを感じさせる逸品だ!
 割り下を煮詰めたら美味しくないので、グツグツではなくフツフツとなる程度の弱火にする。一枚ずつ入れるのは、美味しく頂くためと、少ない肉で沢山ご飯を食べるためだ。
 黒毛和牛のすきしゃぶは、野菜や豆腐も美味しくなるから好きだ。
 ロースが美味しいのは当たり前。モモでさえも、こんなに美味しく食べられるなんて、黒毛和牛は素晴らしい!
 俺が食べるには、十分すぎるお肉だ。すごく満足した。元気も出た!