ゴロゲロ ユンボ始動 焼き肉

　布団の中でゴロゴロしていたら、ゴロウが吐く声がぁぁぁ！
「ゴロウ！大丈夫か？」
声をかけつつ、階段を駆け下りる。必死にこらえるゴロウ。玄関を開けてやると、外にダッシュする。変なものを食べたのかな？それとも、てんかんの発作の一種か？
　ちょっと我慢しきれなくてこぼしていた。

　モモコは、繋がれている間に、娘のことは忘れてしまったようだ。この忘れっぽさが、牛の良いところだ。放牧地に出したら、嬉しそうに走っていった。
　でも、俺が飯を食べている間に、彼女は突然何かを思い出してしまった。１ｍの積雪で埋まってしまった牧柵を乗り越え、牛舎に戻ってきてしまった。牛にとっても、深雪のラッセルは辛いものだ。それをしてまで、牛舎に向かう気持ちを持っていたのに、牛舎に着いたら何のために来たのか忘れてしまい、その辺のエサをあさっていた。この忘れっぽさが、牛の悲しいところだ。
　二度とそんな気が起こらないように、電気牧柵調教をやり直してから、外に出してやった。

　除雪作業に、どうしてもユンボが必要な箇所がある。古いユンボを起動するのに、半日をかけた。
　まずエンジンをかけるのだが、バッテリーが弱っている。ブースターケーブルでトラクターから電気を引いても、古いエンジンはなかなかかからない。充電しながら、何度も挑戦する。諦めたら、鉄くずなのだ。１時間以上かけて、やっと目を醒ました。
　次は、凍りついたキャタピラの氷を・・・。
　動き始めれば、なかなか良いものだ。本格的な仕事は、明日以降だな。(のんきな話だ）

　注文してあったお肉が届いた。豚バラブロックと、報酬のカルビ＼(^O^)／　便乗注文の豚トロ。節約料理用の牛すじ！ワンコやニャンコ用に鶏皮。
　数日前から、牛すじレシピを検索して、ヨダレを垂らしていたのに、大根とこんにゃくを買いに行けなくて、今日は煮込めなかった。と言うわけで、豚トロを換気扇の下(ガスレンジの上）に、直火焼きグリルを置いて焼き肉だ＼(^O^)／　パラパラと降った塩が、味を引き締めてくれ、豚とは思えない美味しさだった。
　それにしても、いつも良いお肉だ。ちなみに右上のお皿で、180円分である。美味しいお肉は、少量でも飯が進む！