牛衣・馬着 黒毛和牛は旨い!
昨夜は、ストーブを微少で着けたまま寝た。
朝の空気が柔らかい。ロフトの気温が6℃。居間の温度は4℃あった。相変わらず、洗濯物が出来ない状態だが、朝の行動が早くなる。
人工哺乳の子牛たちは、代用乳にカスピ海ヨーグルトを混ぜている。タンパク価アップと、腸内細菌を良くするためだ。下痢が激減した。でも、牛舎の冷蔵庫に入れてあるのに、寒い日が続くと凍ってしまう。仕方ないので、電源を抜いた冷蔵庫に、ぬるま湯を入れた哺乳瓶を入れることで、凍結を防いでいる。
プレゼントの牛衣だが、俺の採寸ミスで脱げやすい。前足の穴の位置がちょっと下過ぎる。試行錯誤をしているが、ちょっと改造してみた、結果は明日になってみないと解らない。
馬達にも、馬着を着せた。着せていれば、安心なのだ。
突然、豚バラブロック3kgと、黒毛和牛上カルビ200gが届いた!特命なのだ。
早速仕事にかかる。
まずは、腹ごしらえである。アシタバのお浸しと、大根おろしを作り、ガスコンロの上に、直火焼きグリルを置いて、換気扇の真下でカルビを焼く\(^O^)/
よく熱した網に、厚切りの上カルビを乗せる。
ジュ〜〜〜ッ! この音が重要!音がしないのは、まだ暖まっていない。
焼き目を着けるために、ひっくり返さないで90°ずらして焼く!
ひっくり返して・・・はっ早く食べた〜い!
中までちょっと暖かくなったレアで、頂く。
ウメェ〜〜〜!
黒毛和牛って、本当に感動する旨さだぁ。旨味と甘みを楽しみながら、食べる速度に合わせて次々と焼いていく。
俺って、幸せだよな〜!こんな美味しい物が食べられるなら、ベーコンだって、喜んで作るよ!
景気が後退し、子牛の価格も、枝肉価格も下がっている。
でも、黒毛和牛の美味しさは、たしかな物だ!それは、これまでの研究からもハッキリ言える!
問題は、本当の美味しさや、美味しい食べ方が知られていないことだと思う。(焼き肉レポートはこちら)
これまでの活動で、何人もの『アンチ霜降り党』の人にも、黒毛和牛を食べてもらうことに成功した。
すきしゃぶを試した方は、霜降りなのにさっぱりとして甘みを楽しめることに、とても驚いておられた。火を通す時間を短くすることで、割り下が肉の味を邪魔しないのも、驚かれていた。
黒毛和牛は、美味しいのだ!
でも、どんな素材でも、料理を間違えたら、その美味しさは解らないだろう?
たとえば、ラーメンを茹でるのに水から麺を入れる人はいないと思う。茹ですぎたら美味しくないのは、日本人なら誰だって知っている。
ちょっと敷居の高い黒毛和牛だって、同じ事だ。美味しく食べるには、ちょっとコツがあるようだ。
でも、美味しい肉だからこそ、みんなに喜んで食べてもらいたいと思い、お肉屋さんのアドバイスを受けながら研究した。本当に旨かった。
みんな、美味しい黒毛和牛を食べましょう!