視察研修会

 美味しい黒毛和牛を作るためには、生産者は日夜努力しているのだ!今日は、隣町まで視察研修会に行ってきた。
 一軒目は、繁殖雌牛を50頭以上飼養している農家だった。親牛の足首に、牛が歩いた歩数を調べる装置が取り付けられていて(牛歩という)、パソコン処理により、牛の発情がよくわかる仕組みになっていた。かなりお金がかかる仕組みだが、発情発見は、とても大切で、神経を使う仕事だ。頭数が多いと、必要なのだろう。俺の家では、モモカが発情発見をしてくれるので、今のところ必要ないが・・・。
 トラクターで糞出しが出来る牛舎が、うらやましかった。使っておられる種は、人気の百合茂や安糸福ばかりだった。ここでも、安糸福は着きが悪いと言っていた。
 2軒目は、繁殖雌牛20頭の農家だった。フリーストールと、木製連動スタンチョンが、良くできていた。
 敷きワラの代わりにもみ殻を使っていて、意外に薄く敷いてあった。こまめにチョコチョコ足しているように見えたが、それが出来る手間があれば、その方が牛が綺麗でいられるかも知れないと思った。