大荒れの天気

 今夜から大荒れになると言うので、ジョンとココアを越冬地に引っ越しさせた。ローズには、米ぬかをタップリやる。寒いとエネルギーを使うのだ。
 朝は凍っていなかった水道も、午後からは凍結が始まっていた。ヒーターの電源を入れ、水抜きをする。どんどん気温が下がり、子牛の水桶が凍る。
 馬の放牧地に、黒い固まりが4つ!草架が空っぽになったので、森を突っ切ってついでに柵を壊したらしい。草架に2番草を入れて、4頭を向かえに行く。
 夜牛舎を早めに始める。
 開口部の大きい百四郎と光次郎部屋は、コンパネでパドックへの出入り口を塞いだ。作業をしている間にも、気温はどんどん下がり、天気は大荒れになってきた。幸い、子牛たちは俺の姿が見えるせいか、エサを完食していた。予定日を過ぎたスズコは、まだ乳が張っていなかったが、ちょうど予定日のミツヒラシゲは、ちょっとやばそうな乳をしていた。スズコは放牧に出し、ミツは牛舎に繋いだ。
 敷きわらを取りに行くと、ジョンとココアが牛舎内に避難しに来ていた。避難小屋にまともに風が吹き込んでいたからだ。子牛のエサを盗み食いされるので、柱に繋いだ。ココアはともかく、毛の短いジョンは寒いのね!
 気温はさらに下がり、断熱材の薄い我が家は、ストーブの設定温度を12℃セーブ運転にしても、ガンガン燃えていた。室温8℃。寒いわけだ!