ライカの子 トカゲ並み 腕時計

yonemiki2008-10-13

 ライカの子供たちは、1週間ほど前にエサ場に出てくるようになったのだが、最近はさらに行動半径が広がっている。ライカも、俺が与える農業用猫の報酬(わずかなエサ)だけを当てにしておらず、バッタなどを捕って子猫に運んでいる。俺も余裕がないので、触ることも出来ない。したがって、名前もまだ無い。どっちかが雄だ。

 膝の回復は順調なのだが、まだ下り坂を歩いたりすると痛い。椅子に座って曲げ伸ばしすると、途中で何かに引っかかって痛みが走る。でも、全治1ヶ月と言われたのが、ギブスも入院も無しで、2週間でここまで動ければ上出来だろう。腫れも、全く判らなくなった。
 右手親指を潰したときも、『爪は絶対に生えないから皮を被せてしまう』と言われたのを、『絶対に生えるから』と言って断った。毎日、『生える生える』と言い聞かせていたら、本当に爪が再生し、爪が伸びると共に短くなった指も再生され、ちょっと見には判らないくらいまでになった。その時の医師は、俺のことを『トカゲ並みの再生力を持った人』と言った。
 両膝の半月板を切除したときも、膝関節の軟骨はすり減ってガサガサになっていた。これは再生することが無く、50歳くらいになったら歩けなくなるだろうと言われていた。でも、治ると信じていた。7年ほど前に調べてもらったら、軟骨が再生して厚みを増し、『これなら大丈夫だ』と言われた。
 自分の回復力を信じること!それが一番の治療法?

 3番草の収穫は、ちょっと無理そうだ。窓から外を見ると、放牧地で牛がのんびり反芻していた。今日は、発情している牛がいないようだ。

 膝の皿を割ったのと同じ頃から、腕時計が見あたらなくなって困っている。かなり古いダイバーズウォッチで、電池の交換が要らないヤツだ。作業しているとき、左手をひねるだけで時刻がわかる腕時計は、結構重宝するのだが、時々旅に出てしまう。今度はいつ帰ってくるだろう?