闘いの日

 と言うことで、やっぱり刈り取りすることにした。収穫できるかどうか判らない。でも、刈り取ればきっと、雑草が減って良い牧草地になるのではないかな〜?
 離乳計画が順調に進み、生後50日を超えた子牛たちは、日に2.5kgのエサを食べるようになった。あと2日くらいで離乳しよう。
 セリナも、日に2kg以上は食べている。それでなんでこんなに痩せているのだろう?

クボタM8030に、ディスクモアを着けて刈り取りに行く。8段変速の6速1800回転で作業する。斜面の凹凸で、トラクターが跳ねる速度だ。2時までかかって、かなりの面積を刈り取った。

足の傷は、かなり良くなっている。でも、関節を固定し続けると、動きが悪くなって、やむを得ず動かすときに痛みが走る。これまでの経験から感じたことだ(医学的にどうかは知らないが)。作業中は、サポーターを外して、足を動かすリハビリをした。割れた皿ではなく、関節の裏側が痛むからだ。
 俺は、傷の治りが早いのだが、それ相応の痛みも伴う。でも、この痛みを乗り越えないと、良くならない。午後からも、刈り取り作業を続けたかったが、糞出しもあるし、ちょっと横になる。足から、痛みが引いていくのを感じた。

 出産後間もないのにデブな母牛は、夜間牛舎でダイエットをしている。はじめはモトツボやモモカだけだったが、効果が確認できたので、シマコ、ナカボク、モモエも繋いでいる。糞出しは大変だが、デブになりすぎて発情が弱くなったり、妊娠しない方が大変である。
 重い猫車を押していて、一番辛いのは、急な下りである。猫車が加速しようとするのを、踏ん張る足に負担がかかるからだ。
 今は、我慢の時。