さらに刈り取り! シマコ出産 

 朝牛舎後、フォードのラジエターの隙間に詰まったゴミを綺麗に洗い取って、さらに刈り取りに行った。フォードの調子がちょっと悪いので、高回転での作業は精神的に疲れる。アクセルを戻すと、エンストしてしまうのが、燃料計のつまりなのか?先日のオーバーヒートでエンジンを傷つけたのか?う〜〜〜っ!悩んでも、なんの解決にもならない。刈り取りは、無事終了。さすがに疲れた。
明日の市場に行きたいと思っていたが、出産が近い牛が4頭もいて、どれの予定が早まるか判らないので、諦めた。牛舎の作業も、中途半端でよろしくない。出荷予定の、百三郎と雅次郎を、ブラッシングする。 何気なく窓の外を見たら、シマコ(平茂勝)と目が合った。開放牛舎で、寝そべっている。陰部を見ると、すでに足の先が出ている。お産が始まったのだ。空いている部屋はないので、スタンチョン周辺の掃除をしてから、助産に向かう。予定日より早く生まれるのは、牝が多い。引っ張り出してみたら、大きな雌だった。映画の主人公から、『シズル』(金安平)と命名。先日産まれたセリナの2倍以上ある。出て30分で、立ち上がった。すごく元気がいい。抱えて連れ帰るが、重い!セリナのような遠くで産まれていたら、とんでもない目に合うところだった。