刈り取り続き テッター 子牛が・・・産まれてた 牛引き

 さっさと朝牛舎を終わらせ、昨日の続きである。壊れたディスクモアを取り外す。ドライブシャフトが壊れて伸び縮みしなくなっていたのが、取り外せない原因だった。原因が解れば、対策も取れる。
 フォードのパワーステアリングはまだ直っていないので、クボタにモアコンディショナーを取り付ける。中山の急斜面は、クボタでモアコンディショナーを引っ張るには厳しかった。ディスクモアを修理し、急な斜面の刈り取りは、軽量なディスクモアでやるべきだと思った。
 昨日は、花粉があまり飛ばなかったのだが、気温が上がった今日は、モウモウと黄色いモヤが出来ていた。
 昼飯に帰る。かなり疲労していた。しかし、今頑張らないで、いつ頑張るのだ!機械を付け替え、テッターをかけに行く。昨日刈り倒した牧草の穂から、花粉が煙のように立ち上った。俺のテッターは4.8mあるので、モアで刈り取った2列分を反転できる。最近は、十何メートルもある幅広テッターがあるが、うちのような複雑な地形の急斜面では、すぐに壊してしまうだろう。
 コユキが発情していた。誰かが鳴いている。牛が鳴くときは、何か理由がある。ナカボクが外で出産し子牛が柵から出たのだと判断し、急いで行ってみる。はたしてナカボクが柵の側で鳴いていたが、肝心の子牛は竹藪の中に隠れて、探すのに苦労した。産まれてかなり時間が経っており、母乳を飲んだ証拠の黄色い便が出ていた。元気な牝だ。抱えて帰るには重いし遠すぎた。牛舎の近くまで押して帰る。
 今さら人工初乳をやるタイミングではないので、妊娠牛を妊娠牛の放牧地に引っ張っていく作業を優先した。馬と違って、簡単ではないのだ。重たいタイヤを引っ張っている感じかな?時々暴れ、動かなくなる。引っ張る向きを変えたり、後ろに回ったりしながら、なんとか引っ張る。100mを7頭引っ張った。猛烈に疲れ、脱水症状になった。
 糞出しもして、フラフラになって帰ったが、500g焼き肉とどんぶり一杯のお浸しで、結構回復した。食べられるって、幸せ!