健康診断 シイタケのホダ木 イタチごっこ

 健康診断のために、早起きだ。6時受付なのだが、目覚ましをかけないで寝たので4時に起きてしまった。眠い!昨夜、『黄泉がえり』というDVDを観たため、寝るのが遅かった。思った以上におもしろかった。
 健診は、意外にシンプルで、わりと早く終わった。しかし眠い。ダラダラと飯を食い、ダラダラと牛舎に行く。

 昨日切り落としておいたミズナラの枝を、シイタケのホダ木にするために運び出す。時期は大分遅いのだが、出てくるのが遅くなるだけで、問題ないのだ。ちょっと乾かした方が良いらしいが、今食べているシイタケは、同じような時期に切り出し、そのまま駒を打ち込んだものだ。今年は、時々水をかけているので、沢山食べられた。買って食べるより美味しい!(買えないし!)

 サトコが、また発情していた。捕まえるのが大変だった。広大で不規則な形をした放牧地内を、トラクターや自らの足で追いかけ回し、ようやく牛舎に追い込んだ。『北湖2』を着ける。種が着きにくいし、一人で管理するには手間がかかりすぎる。種が着いたら、売ってしまおうかな?
 追いかけているとき、シゲヨとヤスヒメの侵入口を発見した。電気牧柵ではなく、バラ線を千切って入ってきたのだ。早速補修し、2段張りする。張り終えた後、2頭を妊娠牛の放牧地に連れて行く。
「もう帰ってくるなよ!」
 この言葉は、2頭には聞こえなかったようだ。
 久しぶりに昼寝をしていたら、馬達が散歩に出かけてしまった。道草を食いながら、隣まであと100mというところまで行ってしまっていた。牛なら、追いかけると逃げるのだが、馬にはポパイがいる。ロープ1本持って行き、ポパイの首にかけて引っ張ると、群全体をなんの問題もなく連れ帰ることができる。(また自慢してるし)

 早めの夜牛舎に行くと、シゲヨとヤスヒメがまた帰ってきていた。このような問題牛は、ボディーペイントしてあるのですぐに判るのだ。調べてみると、先ほど補修したバラ線が千切られていた。簡単には切れないのに、よほど帰りたいらしい。3段張りにしてトラクターで引っ張って元の放牧地に戻す。明日の朝が楽しみだ!
 実際、こんな苦労するために、群を2系統に別けているわけではない。せっかく早くいったのに、帰りは遅くなってしまった。