発情 出荷 日光浴 切り草作り直し タイヤ交換

 早起きして、出荷準備をする。水とエサを与えるだけなのだが・・・。
 ツグミが、昨日蒔いた小麦を、嬉しそうに食べていた。君達のために蒔いたのではないんだよ!今年初めての、ツツドリの鳴き声を聞いた。
 一旦帰宅して朝飯を食べていると、前山放牧地急斜面で、乗り合っている牛がいる。双眼鏡で見たが、個体判別まではできなかった。でかいので、発情予定のフクだと思っていたが、実はアキコだった。前回は、スタンディングしているので獣医さんを呼んだのに、発情が長引いてしまった。6時にスタンディングしているのだが、午前中の最後に来てもらうか、午後から来てもらうか迷うところである。早めだと、雄が産まれる確率が高くなるそうだが、早すぎると種が着かない。午前中の遅い時間を頼んだ。

 積み込みに苦労したが、果穂次郎は無事、家畜運搬車に乗って行ってしまった。高く売れてくれ!
 大子牛部屋に、1頭分の空きができたので、日の当たらない産室住まいのユメカと多恵次郎を、日光浴させるために連れて行った。エサは食べ終えていたので良かったのだが、みんなに虐められていた。すぐに落ち着くのだが・・・。

 先日作った切り草の品質が悪く、とても気分が悪い。牧草自体は早刈りで柔らかいのだが、笹が混じっていて仔牛の腹に傷を付ける可能性があるのだ。ロールの外側はいい見栄えだったのに、中心部に沢山の笹が入っていたのだ。仔牛の腹作りのために切り草を混ぜるのに、固い茎で胃壁を傷つけては意味がない。新しいロールを持ってきて、全部作り直した。

 遅くなったが、車のタイヤを、夏用のすり減ったスタッドレスに替えた。
 
 市場に行きたいと思って、人を頼む算段をしていたのだが、なんとうつ病の薬が無くなってしまった。最近はとても調子が良く、意欲的に働けるくらいに回復してきたが、薬無しの状態で1日以上いるのは危険である。次の機会に期待しよう。市場に行かないと、情報不足になって、良い牛作りができないのだ。