美野里太郎清浄化計画 ウドとタラの芽の天ぷら蕎麦 プチ脱走

yonemiki2008-04-27

 同じ部屋にいても、とても綺麗な牛と汚い牛がいる。敷きわらの交換をマメにしていれば、きっとみんな綺麗なのだろうが、それにしても美野里太郎(福栄→勝忠平→北国茂)の汚れ方はハンパではない!同室のヒラッシィ(茂重波→平茂勝→美津照)とは比較にならない。
 雨も降っているし、思い切って石けんで綺麗にしてやった。濃い石けん水をかけて、運古を溶かしながらブラシで落としていくのだ。意外と大変な作業だ。他の牛は敷きわらの上に寝るのに、美野里太郎は運古と泥で濡れた所に平気で寝ているのだからしかたがない。
 一度で綺麗なるとは思っていなかったが、運盤はとりあえず剥ぎ取った。リンス水で体を拭いてやる。

 我が家のタラの芽やウドが美味しそうであった。昼飯は蕎麦のつもりだったのだが、急遽天ぷらもすることにした。揚げのは作るのが苦手なのだが、せっかくの旬のものを楽しまないのは勿体ない。めんつゆもなかったので、自家製干しシイタケとダシでなかなか美味しいのができた。素材が良いので、薄力粉を水で溶いただけの衣を着けて揚げた。思いがけなく、美味しいご馳走だった。あまりに美味しいので、晩飯も天ぷら蕎麦になった。

 ローズのために作った柵の中に、山羊のジョンを入れてやった。除草には最適な人財である。入れてやると、真っ先に柵の中に1本だけあったリンゴの木を食べてしまった。柵の取り回し上、どうしてもかばいきれなかったから仕方ない。
 この後大雨になって、ジョンは一時脱走し、牛舎を襲う。連れ戻してしばらくしたら、今度は閉め忘れたゲートから親牛達が脱走し、牛舎のエサバケツを壊してくれた。

 泥だらけのゴロウとカイトを、シャワーで綺麗にしてやった。