ローズ引っ越し計画2 可愛い訪問者!

 受精卵移植をしたF1のコユキだったが、残念ながら発情が来てしまった。前回の周りのときは、全く兆候が無かったので、妊娠したと思っていたのだが・・。発情確認をしてもらう。

 昨日失敗した、ローズ引っ越し計画だが、電気牧柵の電圧が低すぎた。朝牛舎後、電圧が低い理由を調べた。鶏小屋に引っ張ったコンセントの電圧が低いような気がしたので、充電したトラクター用バッテリーを使ってみた。バッチリだった。問題は、どうやってローズを柵の中に入れるかである。ローズと俺は、微妙な友情で結ばれている。エサで誘えば着いてくるが、その信頼関係は、昨日の失敗で失われつつある。
 米ぬかをヨーグルトで練った、特製団子を使って誘い出す。途中までは、喜んで着いてくる。しかし、新しいゲートの中には入りたがらない。ようやく誘い込んでゲートを閉めたが、突破され強烈な電気に当ててしまった。
 と言うわけで、今日も失敗である。

 若くてとても可愛い女性の訪問があった。動物を見たいという事だ。ゴロウとカイトの熱烈歓迎を受けた後、ゴンタを撫でて喜んでくれた。農業猫のリーダーだったゴンタは、新しく牛舎に参入したライカとの折り合いがつかず、家の方に引っ越してきたのだ。
 馬や山羊も見せたかったが、女性はゴンタがとても気に入った様子で、いつまでも撫でていた。やがて、お父さんと一緒にお帰りになった。また来てね!