アキコ・モモコ発情

yonemiki2008-03-27

 昨日の集まりで、去勢手術の話しが出た。みんなは、誰かが子牛を押さえ、もう一人が手術をするそうだ。俺が一人で麻酔無しでやると言ったら、驚いておられた。頭を使って手術するのだ。これまでに出荷した去勢子牛で、獣医さんの手を借りたのは一頭だけだ。
 怪しいヤツってヤツは、なんとも言えない空気を作りだし、漂わせている。何となく注意していると、乗った!発情だ。今頃誰が・・・?と心配して近寄ってみたら、産後10日のアキコだった。
 牛の空気は読めるのだが、人間の空気は読めないのが俺の欠点で、苦労している。

真由次郎が、牧草を食べていた。離乳するまでは、胃壁に傷を付けるので、牧草をやらない方が良いらしい。それでも、牛だから敷きわらなどをつまむので、敷きわらには一番品質の良い二番草を敷いてやっている。繊維が柔らかいからだ。

日に日に緑色の範囲が広がっていく放牧地に、牛達が目を向け始めた。実はまだ、柵の補修は不完全だ。それぞれの場所に、牧草を置いて脱走防止だ。
 運搬中、モモコが発情しているのを発見!この子は早期流産して、林間放牧地から帰ってきたのだ。

 夜牛舎では、秋四郎達にミルクをやった後、カネミ達にやるのを忘れて哺乳瓶を洗ってしまったり、慌てて作り直そうとして洗剤液をミルクの袋にかけてしまったり、親牛達を繋ごうとしたら発情している牛達が帰ってこず、ふくらはぎまでぬかる夜の道を向かえに行ったり・・・。
 ボケボケで、調子が悪そうなので(いつもじゃないよ!)、さっさと帰って寝る。