我泣き濡れて、雪とたわむる


 相変わらず、やることが溜まっている。牛舎に行くと、水道は凍っている。EMボカシ・ネッカリッジは無くなっている。切り草が足りない。糞出し通路には雪がタップリ積もっている。除雪するには、ユンボが邪魔(エンジン始動にはブースターケーブルを必要とする)。馬と牛の草架が空っぽ。
 焦ってもしかたがない。溶接機で水道の解氷をし、電気ポットで湯を沸かす。
 子牛たちに水をやる。
 EMボカシとネッカリッジ、糖蜜を混ぜ込み、エサに混ぜるサプリメントを作る。
 残っていた切り草を使って、チビ子牛のエサをやる。
 お湯が沸いたらミルクをやる。
 切り草を作り、子牛のエサやりを完了させる。
 牛舎周りから、家、堆肥舎の除雪をし、ユンボを始動してさらに除雪する。
 糞出しをする。
 放牧地の牛馬に、それぞれ牧草を運ぶ。
 伝票の整理をする。
 日が差したので、湯沸かし器側の水道管を解氷しに行く。
 
 1日は、あっという間に過ぎていく。