コックをひねると水が出る幸せ 糞闘!

 寒気が緩み、水抜き栓のコックを上げると、水が勢いよく2カ所の蛇口と湯沸かし器のノズルから出た。解氷作業をしなくても良く、湯沸かし器まで使えるので、仕事がはかどった。

エサやりとミルクやりが早く終わったので、牛糞の処理に精を出した。新車の一輪車に、山盛り十数杯運んだ。サボって敷きわらを足すだけにしていたところがあるのだ。剥がすのが大変だった。運古との闘いだ!
 
 フォードが機械屋さんから帰ってきた。ミッションとハブからのオイル漏れ、パワー不足、バッテリ上がりなど、いろいろ問題を抱えていた。
 パワー不足の原因は、ターボが壊れていた(ターボ車だったのだ!)。ターボが効かないと30%ほどのパワーダウンになると言うので、修理した今期はバリバリに仕事ができることだろう。
 バッテリー上がりの原因は、発電機が壊れていた。
 修理代がかさみ、トラクターは元気になったが、俺の経済は瀕死の状態になりそうだ。