凍ったホース ビクターブラッシング お好み焼き!

 大子牛の水桶には、天井を通したホースを通して水を入れているのだが、給水後に息で吹いて水抜きをしなければ、凍結して使えなくなってしまう。冷え込みが厳しい中、わずかに残った水が凍結し、使えなくなってしまった。
 天井に登って凍結している部分をハンマーで叩いて氷を砕き、たるんでいる部分を吊り上げて水が溜まらなくした。水圧をかけたら、水がポタポタ落ち始めたが、寒すぎてそれ以上の開通が起こらず、逆に出口付近から凍ってしまった。これから、バケツで何往復もして水を運ぶことになってしまった。
 
 外は猛吹雪だったが、合間をぬってビクターのところに行った。まだ、簡単には捕まらない。ポパイやマロンを馬房に誘い、釣られて入ったところで時間をかけてゆっくり近づき、ホルターをかける。
 ビクターは、まだブラッシングに慣れていない。体を触れることに、抵抗を感じているのだ。これまた時間をかけ、怖くないこと、気持ちのいいことを教えていく。尻尾に振れられると体を振って逃げていたビクターだが、やがて動かなくなり、山ゴボウの実で絡まった尻尾を綺麗にした。
 
 晩飯に、お好み焼きを作った。俺のレパートリーに無かったのだが、Tさんの強い要望で挑戦した。意外と簡単で、娘に沢山の野菜を食べさせることが出来た。具は、キャベツ・牛肉・ネギ。
 粉もおたふくソースも買ったので、これから俺のレパートリーに加えよう!