筋肉痛 合併の弊害

 昨夜から、激しい筋肉痛だ。重い鞍を持って、待ち続けた代償。鞍にぶつけた左膝も痛い。
 切り草を作ったり、昼寝をしたりして、回復を待つ。
 
 合併するとき、町のすべての機関を、北桧山区に集中させないというのが約束だったはずだ。そのために、特別区などというものが設置された。合併すると、町の中心だけ栄えて、周辺地域は寂れるのを防ぐという目的があったからだ。
 はたして、その合意は守られているのだろうか?
 医療問題で、高橋町長は合併合意書を軽んじ、すべてを北桧山に集めるという姿勢を明らかにされたように思える。
 瀬棚支所の機能は縮小され、役場関係者の弁当などを大切な収入源としていたところは、大打撃を受けていると聞く。会議が本庁であるから、弁当も北桧山区の店から買うというのも、判らないでもない。
 しかし、北桧山区だけ栄えて、瀬棚区の商店街から活気が消えてしまい、商店が次々潰れることになることは、町全体としてもマイナスではないだろうか?一度潰れた民間の商店は、簡単には復活できない。(大成についても同じ事が起こっているのではないだろうか?)
 各区にバランスの取れた政策をするというのは、町長も言っていたことだと思うが、諸材料(弁当を含む)の発注先を、各区にバランスを取ってもらわないと、町全体として寂れていくと思う。北桧山区が一時的に活気づいても、町の規模が縮小してしまっては、瀬棚や大成と同じ道を歩むだけではないだろうか?

 俺が時々利用する食堂でも、客数が減って大変そうだ。区内に頑張っている商店もあるが、経営が困難になっているという。
 このまま無くなってもいいですか?買い物は、ガソリン代をかけて八雲や今金に行ってしまいますか?(俺も偉そうなことは言えないが・・・)
 俺の頭の病気や、妻のガンなどは、専門医のいる病院でないと治療できないが、娘の風邪くらいでは必ず町の診療所を使っている。町から、大切な物(機関・商店)が無くなってしまったら、町に住む人がどんどん流出し、そこで働いていた人も、仕事を求めて町から出て行ってしまうことになるのではなかろうか?
 そして、やがては町全体が寂れてしまい、どこかの町に吸収合併されて、同じ運命をたどることになるのではないだろうか?

役場として、そんなことも考えた政策をして欲しいし、合併合意書はそんなことまで考えに入れて作られたもののハズだと思う。
 我々町民も、出来るだけ身近な商店や機関を利用することを考えないと、町全体が住みにくくなってしまいませんか?
 偉そうなことを言って、申し訳ありません。でも、ちょっと考えてください。