乗豚 蕎麦打ち1.5kg!

yonemiki2008-01-16

 早いもので、Tさんの農業体験も、半分を過ぎてしまった。いろいろやりたいこともあるのだが、こう冷え込んではままならない。
 冷え込みの中、子牛たちのエサの量は、順調に増えて行っている。Tさんの世話のおかげだろう。
 切り草を作った後、乗豚を楽しんでもらった。冷え込んでちょっと咳をしていたローズだが、エサをタップリもらえるようになり、丸々太って元気いっぱいだった。今朝も、ソリで出勤したところ、駆け足で出迎えてくれた。Tさんは、馬とは違う乗り心地を喜んでいたようだ。

 昼飯に、500gの蕎麦(蕎麦粉400g、中力粉100g)を打った。水が少なかったのと、打ち粉が少なかったのとで、蕎麦掻きのようになってしまった。タップリ4人前だというその量は、3人の腹を満たすには全然足りなかった。
 俺だけ昼寝をした後、Tさんと二人で早めの牛舎に行く。ビニールシャッターのすそが破れ始めているので、完成させる必要があったのと、晩飯も蕎麦と決定したからだ。

 ビニールシャッターのすそを板で固定した。明日は、巻き上げ装置を取り付けなければ、乾草が入れられない!

 俺は、沢も溜め池も凍って、水が飲めなくなってしまった林間放牧牛のために、氷を割りに行った。トラクターで割った後、スコップを使って氷の固まりを救い出した。喜んで飲みに来るかと思ったら、牧草を欲しがっていた。乾草を食べるには沢山の水が必要なのだが、雪を舐めるだけで足りているのだろうか?
 
 牛舎後、1kgの蕎麦を打った。昼間のリベンジだ。水を多めにしたつもりだが、もうちょっと多くても良かったようだ。打ち粉も足りなかった。それでも、昼間の蕎麦掻きとはえらい違いだった。のどの奥で、蕎麦の香りを楽しむことが出来た。
 俺は、こういう仕事は手早いのだが雑である。Tさんが打って、丁寧に切った蕎麦が、一番旨かった。赤ん坊を含めて4人で1kgの蕎麦は、腹にズッシリ来た。
 
 みんなが寝てしまった後、監視カメラで牛舎を覗いてビックリ!慌てて牛舎に駆けつける。大子牛の扉が開いており、ビックリしたコユキがスタンチョンを抜け出して参加し、牛舎内は阿鼻叫喚の世界に変わっていた。
 とりあえず繋いだり部屋に戻したりして、後片付けは明日二人でやろう!