壁の貼り替え 聴診器 屋根貼り 落ちた話

 我が家の牛舎は、基本的に暗い!冬は光が入らず、子牛は日光浴が出来なくて、とてもよろしくない。今日は、つなぎ牛舎の壁トタンを剥がし、中古の透明波板(半透明?)に張り替えた。トタンを剥がすのはとても面倒くさいのだが、透明波板に張り替えたおかげで、室内がとても明るくなり、やった甲斐があった。
 
 今朝の冷え込みで、子牛たちがみんな風邪気味だった。獣医さんに、みんな診てもらった。後から、聴診器を持って1頭1頭聞き、どの程度の雑音が入るとやばいのか検証した。
 
 あばらD型に、中古のでっかい屋根トタンを1枚だけ上げて貼った。重くて足場が悪く、トタンにくっついているクギが引っかかって、引っ張り上げるのが大変だった。雪の降る中、一人でやる作業ではないと思った。
 一昨年やその前年、堆肥舎と牛舎を自作したときも雪の中だった。相変わらず計画性が無く、懲りない正確らしい。
 
 落ちた話と言っても、恋に落ちたなどというロマンチックなものではない。
 子牛の敷きわらを交換していたら、妻が血相を変えてやってきた。
「落ちたから、すぐ来て!」
「???。」
 車を、お隣の路肩に落っことしてしまったらしい。北海道の道は路肩が1mくらい低くなっているのだが、トラクターで現場に行ってみると、そこにプロシードマービーがお腹を見せて落ちていた。サイドブレーキが甘いマービーを坂道に置いて、車を離れたスキの出来事らしい。
 重たいマービーは、80馬力のトラクターで引っぱったくらいでは、路肩から上がることが出来なかった。お隣の方にトラクターの運転を頼み、俺が車に乗って四駆のローにして道に登ることが出来た。
 それにしても、落とし穴に横転したり、路肩に横転したり、屋根から落ちそうになったり、ちょっと危ないことが続いている。