親子トレッキング2

 今朝も、昨日と同じようなパターンで朝牛舎。

 午後から、くたびれた老体に鞭打ってトレッキングに行くことにした。休日に娘を邪魔者扱いするのではなく、娘との時間を大切にしようと思ったのだ。
 馬装する間、娘は馬たちの腹の下を何度も行き来していた。見る人が見れば発狂しそうな光景だが、俺はポパイやオリーブは絶対に踏んだり蹴ったりしないと信じている。一応、注意はしているが・・・。
 人と馬の関係は、一度作り上げてしまえば、人間が裏切らない限り壊れることは無い。我が家のように、先々週1年ぶりの乗馬でも、口笛を吹けば馬たちは放牧地の山から走って帰ってきて、乗れば以前教えたとおりのパフォーマンスを見せてくれる。
 
 今日のコースは、林道だ。コブシの花が、狂い咲きしているのを見かけた。初めて通る道に、ちょっと緊張気味のポパイ。娘は、
「ポーパイ。ジョン(ヤギの名)。ココ(ココア・羊の名)。オトーさん。アンパンマン。」
とはしゃぎながら乗っていたが、やがて眠ってしまった。時々速歩したり駆け足したりして、娘を起こす。
 木材の価格が高騰し、我が家周辺の森もかなり切られてしまった。わざわざ林道を作ってまで、伐採する値打ちがあるらしい。林道は、真駒内川の谷まで通じているが、通れるのは馬だけ。崩れた道を通って、我が家の草地に帰った。
 寝ていた時間が長いくせに、帰宅した娘は大喜びだった。
 
 晩飯は、サンマとカボチャのバルサミコ仕立て、カリカリガーリック入り。???な料理だが、涙がチョチョ切れルほど美味かった。ビールが欲しい!