カズエ発情 簡易草架の効果 子牛の引っ越し

 俺は、人間関係についてはとても鈍感だが、牛の不純同姓交友(発情行動)については、割りと敏感だ。何となく怪しいな〜あの二人と思っていると、たちまちマウンティングをし始めることが多い。
 だいたい牛舎作業をしながら、窓の外に気をつけて見ているだけなのだが、今朝はカズエが発情していた。こういうとき、いつも相手になってあげるのがモモカである。彼女はとても人気がある。
 出かける用事があったし、発情初期だったので、夕方遅くに種付けしてもらうように依頼した。
 
 出かける時間が迫っていたが、第2産室の果穂次郎が瓜三郎の部屋に無事引っ越しできたので、第一産室にいた3頭の哺乳子牛を引っ越しさせ、脱走防止に棒を一本足した。 
 空いた第一産室には、予定日を大幅に遅れたミノリを入れてやる。超早期母子分離したコモモは、ミノリの乳を吸っていたので哺乳瓶からミルクを飲まない。一食抜く。
 
 夕方帰宅したら、獣医さんが待っていた。『金安平』を着けてもらう。
 昨日作った簡易草架だが、立て柵がないので当然こぼれる牧草があるのだが、草架の枠が無いときより無駄な牧草がかなり少ない。
 コモモは、哺乳瓶から上手にミルクを飲んだ。問題は百三郎である。