殿様生活 奨学金返還終了 

 援軍様のおかげで、俺は家事から解放され、相当リラックス。
 
 獣医さんに、ジュンコへの点滴をお願いした。ストマックチューブを受け付けず、ほ乳瓶も無理。親の乳首には吸い付くが、ほとんど乳量が期待できない為に、グッタリしていたのだ。点滴後、体をさすってやると元気が出て、1㍑ほどのミルクを飲んだ。半量だが、ちょっとでも飲めば期待が持てる。
 
 ジメジメして、外作業に向かないなか、今後の作業日程を話し合う。どれも重要な作業だが、その中から優先順位を決めていく。
 天候にも左右されるが、一つずつ完結させるような作業順位にして、着手したのにいつまでも完成しないという状況を避けるよう計画した。
 午後からその作業の一つをする予定だったが、思ったより疲れが溜まっており、寝てしまった。

 大学時代に貰っていた、特別奨学金の返還が終了したそうだ。
 仕送りがあまり期待できない状況で、東京の大学を受験するとき、親の説得に大きな力になってくれた。その後、栄養失調で帯状疱疹が出来たことがあったが、この奨学金で何とか生き延びることが出来た。
 貰った金額より、返済する金額はかなり低く抑えられていて、俺のような貧乏学生にはありがたい奨学金だった。返済が終了してうれしい!懐かしい思い出がよみがえる。

 10月1日(月)夜10時。NHKスペシャル「地域の医療はよみがえるか〜夕張からの報告〜」
 高橋町長に追い出された村上医師が、財政破綻した夕張市でどのように地域医療を再生させようとしているか?せたな町でも参考になるのではないかと思います。