娘 日光浴 パドックの簡易舗装

昨夜は、カズエの出産兆候があるという妻の進言に従い、監視モニターを枕元に置いて寝たのだが、俺は既に睡眠薬を飲んだ後だった。それでも時々起きて、モニターを覗く。
 娘の風邪の調子はとてもよろしくなく、朝からご機嫌斜めで、頭を抱えては床を叩いていた。俺と同じ風邪なら、激しい頭痛がしていたと思われる。熱は出ない。朝飯を食べたら、急に落ち着き、保育所に連れて行くことになった。
 春から何度も風邪をひいたのだが、診療所では抗生物質入りの薬をあまり使わずに、体の抵抗力を重視して治療してきたせいか?娘はとても丈夫になった。保育所ではすっかり元気になり、おやつもおかわりして食べていたそうだ。
 
 講習会で、子牛にとって日光浴がとても大切だと聞き(本で読み知っていたが、いつの間にか忘れていた)、ちび助4頭を外に放してやった。はじめて見る広い世界に戸惑っていたが、あっという間に慣れて、電気牧柵も苦にせず、走り回っていた。適当な時間を見計らい、双子は抱っこして部屋に入れ、Q太郎と果穂次郎は自ら部屋に帰った。
 
 雨が降ると田んぼになるパドックを、簡易舗装することにした。冒頭の写真は、簡易舗装されたパドックで日光浴している、出荷前の大子牛だ。
 パドックの柵を取り外し、表土を30cm剥ぎ取ると、いつものことだがビニールとパールストリングなどのゴミが山のように出てきた。そのまま埋め戻すわけにも行かないので、いちいちユンボを降りて取り除く。
 だいたい平らにしたところで、巨大ブロックを敷いていく。デコボコがあると、除雪の時に邪魔になるので、平らになるように目見当で作業し、段差が出来た場合は一度剥がして置き直した。柵用の単管も、まるで測ったようにピッタリ納まった。
 今日のところは、8枚敷けた。明日2枚敷けば、他の子牛たちもパドックで日光浴が出来るようになる。
 ベビーラッシュを目前に控えて、新しい部屋作りも急がなければならない!