片付け娘 初乗馬

 娘は後片付けが上手である。
 大好きな絵本を置いてある棚まで、ストッケのイスをよじ登って取りに行き、読み終わったらそこにしまいに行く。見ている親は、ハラハラしているのだが、娘はイスの高さをモノともせずに上り下りしているので、とりあえず見守っている。
 開けっ放しのドアや引き出しがあると、きっちり締めて歩くのが好きだ。
 先日、妻が娘の洗濯物をしまうため、引き出しを開けたら、
「そこあけちゃダメ」
とすかさず言っていた。
 整理整頓も好きなのだろうか?少なくとも俺似ではない。
 
 朝から、トラクターのタイヤをはずして、パンク修理に出した。牛舎作業に熱中。昼前、タイヤを取りに行き、農協に寄って、親牛用モクシを購入。来月からの出産ラッシュに備える。タイヤをとりつけて、昼飯を食う。
 夏風邪はまだ万全でないらしく、昼食後、風に当たりながらテッタをかけていたら、体が冷えてしまった。
 臨月の牛を、妊娠牛放牧地から2頭連れてきて、妊娠したばかりの牛を放しに行った。すっかり日が短くなり、本当はもう1頭ずつ入れ替えしたかったのだが、できなかった。
 
 昨日の乗山羊にひきつづき、今日はマロンの背中にまたがった。さすがに馬のマロンの背中は高いので、娘は今のところ山羊の背中の方が、気に入っているようだ。(乗山羊の写真を昨日の日記に載せました)
 
 夕食後、俺と娘はのどの調子が悪いので、妻にルゴールを塗られた。俺が塗られている間、娘は人ごとのように俺に乗ってきたり、血たんをはき咳き込む俺を見て、心配そうに俺の背中をトントンしてくれた。その直後、俺に抱きかかえられて、妻にルゴールを塗られ、ゲホゲホしてちょっと泣いた。あまり泣かないので、偉い。
 
 明日はロールしたいが、機械の修理がまだ終わってない。