ゴロウのプライド 困ったときのテルテル頼み 

 昨夜、ゴロウの背中に娘を乗せたことが、ゴロウのプライドを著しく傷つけたようだ。犬にとって、乗られるということは、地位確認というとても屈辱的なことで、自分が守ってやると思っていた娘に乗られたことは、相当ショックだったようだ。保育所で、車の上から近づいた子どもに向かって吠えたそうだ。
 心のケアをするために、3回テッターに行くたびにゴロウとカイトを誘い、時々停車して地面に座ると、カイトは戦闘機のように俺の周りを駆け回りって喜びのアタックをし、ゴロウは寝転がってじゃれ回っていた。最近遊んでやっていなかったので、とても嬉しかったようだ。俺は疲れて、そのまま寝てしまった。強風で寒かったが、犬達が添い寝してくれて気持ちよかった。
 
 天気予報は、明後日から3日ほど雨だ。明日ロールすることは難しそうなので、娘特製のてるてる坊主をつり下げた。娘は目ざとく見つけ、指さしして喜んでいた。いくら妊娠牛用の悪い牧草が欲しいと言っても、乾し上がりそうな牧草を3日も雨に当てたら・・・。