37.8度 ナミコ妊鑑 診療所へ テッター3回 こんな時・・・

 今朝は、37.8度に熱が下がっていた。相変わらず、だるさ、悪寒、激しい喉の痛みは治まらない。
 
 1年で一番大切な、早刈り一番草の乾草収穫の為、農家は血眼である。俺だって、具合が悪いなんて言っていられない。娘を保育所に送り、獣医さんが来る前にと思って急いでテッターをかける。ちょうど終わったとき携帯電話が鳴り、
「今何時だと思っているの!獣医さん来ちゃったよ。」
牧草が吹き黙った部分が、まだ青々していたので、ちょっと丁寧にやりすぎた。
 ダッシュで帰ったら、先生はちょうど帰られるところだった。妻に伝言しておいたことは伝わっており、別に問題はなかったのだ。ナミコは妊娠していた。フクはもう一度検査ということになった。ミカンは、現在体質改善中。上手く行くことを祈る。子牛の下痢にたいする俺の診断は間違っていなかったそうで、そのまま継続して治療することになった。
 ナミコはそのまま、妊娠牛の放牧地に移動させた。
 
 3人とも激しい咳を伴う風邪になっていたので、午後から診療所に行くことになった。俺は2回目のテッターをかけてから行くので、診察券だけを出してもらい、3時頃ようやくたどり着く。ちょうど、3人で診てもらえた。俺のは、相当酷い状態らしい。処方していただいた薬を飲んで、早速テッターに出かける。 
 
 すると、妻がやってきて、3回目のテッターをかける俺のトラクターに乗るという。確かに、今収穫作業している借地は、俺の農地とは比べものにならないほど平坦なのだが、妻は
「危ない!危ない!」
と連発して大変だった。どういう場所が特に危険か・どういったことに注意しながら作業しているかを解説しながら作業機を走らせていたら、結局1時間半の全行程乗りっぱなしだった。
 
 当然疲れているから休みたかったが、娘とのコミュニケーションを考えると、このまま夜牛舎をやった方がいいと思い、やろうと思うのだけどと提案したら(一人でやるつもりだった)、
「疲れているから、休んだ方がいい。」
とのお言葉だったので、俺もロフトのベッドに横たわり、いつの間にか寝てしまった。起きたら、娘を向かえに行く時間だった。そのまま、食堂に食べ肉ことになった。
 
 帰宅後、娘がシャワーを浴びるのを手伝って、服を着替えさせた後、ようやく夜牛舎に出かける。