糞出し 瓜三郎のその後 野菜「おいしい!」

yonemiki2007-05-18

 今日も雨である。昨夜、せっかくシャンプーした犬達は、雨の中元気よく飛び出していった。昨夜大うけだった納豆・キュウリ入り特製麻婆豆腐が残っていたので、朝食も元気よく食べ、保育所に連れて行く。知り合いの若くて美しいおかあさんに会った。
 娘に向かって、
「可愛いでしゅね〜!誰に似たんでしょうね〜?」
とおっしゃるので、
「俺!俺!」
とアピールしたのだが、気がつかなかったようで、再び娘に向かって
「誰に似たんでしょうね〜〜〜?」
と言って、帰って行かれた。もしかしたら、メガネの度が合っていないのかも・・・(殺気!)
 
 市場に行き、俺の牛の汚さを思い知った俺は、牛床の汚れをちょっと気にするようになった。大子牛は、沢山食べて沢山出すので、敷きワラを敷かず、ベッドで寝てもらい、日に2回糞出しする。他の部屋は、常に乾草を心がけ、EMボカシを散布して、イヤにならないうちに糞出しする。散布用のEMを大量に仕込む。
 
 午後から色々やりたいと思っていたが、なかなか始動できなかった。一人の時はそれが判っているから、午前中の勢いで仕事をやり続け、生活リズムを壊していたのだ。
 6月市場出荷雌牛の採血に来るので、その時間前に牛舎に行き、糞出しの続きや、瓜三郎の愛撫などをして時間を過ごす。瓜三郎は、夜はメロンを隣に繋いで、好きなときに母乳を飲めるようにして、日中は3回メロンの母乳に吸い付かせ、配合乳の味も覚えさせている。
 大子牛部屋には、スタンチョンがないので、採血などの度に逃げまどう牛群から、目的の牛を捕まえ柱に固定する。
 勢いで、雪三郎と綾三郎のブラッシングをした。雪三郎のガンベも、しつこくガンベトールを塗り込んで快方に向かわせないと、肥育農家に迷惑をかけることになる。3回目なので、わりと素直に引かれるようになった。
 そのまま夜牛舎だ。三郎部屋と、真由太郎とユメカの部屋を綺麗にして、エサは妻にやってもらう。
  
 妻が娘を向かえに行っているうちに、親牛を入れる。いつものように、スズコとミカンが手こずらせる。2頭とも、エサは食べたいが、スタンチョンに繋がれるのは嫌いなのだ。
 こともあろうか、ミカンは娘時代を過ごした娘部屋の扉を飛び越えようとして、宙ぶらりんになってしまった。前にも後ろも進めないのだ。350kgを超える牛を前から持ち上げるように押して、ようやく救出。エサバケツはひっくり返されるは、柱に叩きつけられるは、さんざんな目にあった。

 今日の晩飯は、ブタのショウガ焼きの下に、千切りキャベツ(百切りではありません!)を敷き、キュウリの炒め物、バルサミコ・和風だし和えと、ニンジンのグラッセだ。 
 料理中、俺の背中でほとんど寝てしまった娘だが、キュウリやニンジンを食べさせたら目が覚めたようだ。キャベツの千切りなど食べないかと思ったが、取り皿に置いてやると真っ先に選んで食べてくれ、料理人として作り甲斐があった\(^O^)/。妻作のニンジングラッセも、始めは出していたが、途中から自分で食べるようになった。キュウリも気に入ったようだ。
「おいしい!」
を連発して叫び、楽しい食事となった。
 こぼしたご飯は、ゴロウが綺麗に掃除してくれた。