肥料散布 選挙戦 子育て悪戦苦闘！ 死ぬほどえぐい！
今日から、早い時間帯（普通の時間帯とも言う）で生活をすることになった。早起きすると、時間にゆとりが出来ることを久しぶりに感じた。
娘を送ってから、急いでエサとミルクを子牛に与え、他の作業は後まわしだ。既に順応している子牛もいれば、まだエサを食べていない牛もいた。
雨が降る予報だったので、午前中のうちに北山の肥料散布に行く。さすがに、800kgの肥料をブロードキャスターに入れると、登りで100馬力のフォードのフロントタイヤがほとんど接地していない！
毎年、肥料散布はもっと後にしていたのだが、シーズン最初に刈り取る北山では、肥料の効きが今一つのうちに刈り取ってしまうことになってしまっていたのだ。今年はどうなることやら・・・。
町議選挙が白熱しているらしく、作業しているとあちらこちらの谷から、選挙カーの声が聞こえてくる。俺の家にはほとんど来る候補はいないが、町はすごいらしい。
選挙カーで名前を連呼して
「○○、○○、○○でございます。お願いします。ありがとうございます。」
と回るのは、日本だけの風習のようだ。候補がどんな考えを持って、どんな政策をしようとしているのか？ポスターやパンフレットを見ると、皆だいたい同じ事が書いてあり、違いを感じられない。
何を、どんな方法でやろうとしているのかが一番大事なことだが、具体的なことは知る由もない。選挙前の各候補の活動をあらかじめ記憶して、判断するしかない。
選挙で、名前の連呼と、具体的政策を喋りながら走った場合、日本では圧倒的に名前の連呼が得票率を上げる。なぜだろう？
俺は、参議院に比例代表制が導入されたとき、『参議院に政党政治は要らない！』という主張で立候補した、中山千夏さんの選挙カーの運転手をしたことがある。衆議院で政党政治をしたあと、それをチェックする為の二院制であるから、参議院で比例代表を取り入れると、同じ政党政治になってしまい、チェック機構が成り立たないのだ。
中山千夏さんは、名前の連呼を止め、よく聞けば『チナツ〜』と聞こえる優しい音を流しながら、政策を訴えながら走り、街頭演説した。応援には、永六輔さんや吉田拓郎さん、長谷川清さん、愛川キンヤ・うつみみどり・・・有名人が多く参加した。
対抗馬は、自民党公認の新人小野清子だ。『さわやかさん！ほにゃららさん！（忘れた）おかあさん！』というキャッチフレーズのイメージ戦略で、街頭演説ではなぜか大勢のレオタードギャルが新体操を踊っていた。政策には具体的な物が何一つなかった。
紅顔の美少年だった俺は、俺の選挙カーにもレオタードギャルが一人くらい欲しいと等とは思わず（ウソ）、絶対に中山千夏さんの圧勝だと信じていた。
結果は、名前を連呼し、イメージ戦略をしたレオタードギャル連れの小野清子が勝利をおさめた。
みんなはどう思うだろう？政治はイメージでは無い！具体的な政策と、それを実現させる具体的なアイデアを持った候補でなければ、良い政治は期待できないと俺が思うようになったのは、その時からだ。
注文した工具が届いた！安い値段で１ランク上のプロ使用の物が買えた。先日のショップでは、５万円以上で売っていた物だ。すごく手に馴染み、扱いやすい＼(^O^)／。今度は、大事に使うぞ！
今日は、妻に娘の迎えを頼み、俺は牛舎に専念した。７時頃帰宅したら、兵庫からタケノコが届いていた。
まず、犬達をブラッシングして家に入れ、今日はラムとブロッコリーとトマトのレモン炒めだ(毎日ラムばかり！）。どんぶり飯は良くないと言うことで、普通サイズのご飯茶碗を使ってみた。
娘との食事は楽しい！薄味で作ったおかずを、小さく噛み千切ってテーブルの上に置くと、上手につまんでどんどん食べる。ご飯も同様にチビ握りを次々口に運ぶ。美味しいと、ほっぺたを押さえて『美味しい！』のポーズをとる。自分が食べるのも忘れて食事を食べさせるのだが、どんぶり飯は普通の茶碗で４杯分くらいあることが判明！娘のため、玄米ご飯や全粒粉パンなどの低インシュリン食が食べられないので、体重は７５kgくらいに戻ってしまった。
並行してタケノコを茹でた。米ぬかを入れて吹きこぼれないように注意しながら、娘を風呂に入れたり、着替えさせたりしたのだが、どのくらい茹でればいいのか見当が付かない！そんなことを考えながら、風呂上がりの娘を拭いて着替えを着せたら、脱ぎ捨てた物だった。全部脱がして着せ替えたのだが、裏返しだった。寝る前のミルクを飲ませていたら、哺乳瓶の乳首が外れて服を濡らしてしまった。(-_-;)
妻に怒られて、スゴスゴ退散。タケノコを切ってみたら、死ぬほどえぐみがあり、生煮えだった。慌ててネットでタケノコの茹で方を調べたら、１時間も茹でた後、冷めるまでゆで汁につけておくものらしい。再度挑戦！立派なタケノコなのに、無駄にするところだった。しかし、えぐみが口の中に残って・・・(>_<)。
