娘を迎えに行った

yonemiki2007-04-13

 
 早起きして、いつもより念入りに朝牛舎をやる。エサやミルク、カウストンやガンベトールなどの薬、3つの放牧地に牧草ロールをやる。
 
 友人宅に寄り、ベビーシートを譲り受けて函館に直行!H3年生まれのプロシードマービーであるが、いろいろガタが出てきており、そろそろ買い換えを考えなければならない。
 
 早めに函館に着いたので、ショップで工具を見て係員の説明を受けた。しかし、俺がネットで調べた以上の情報は聞き出すことは出来ず、がっかりした。
 
 到着カウンターで待っていたら、妻と娘は一番最後に出てきた。あらかじめ予想したことだが、おれの顔を見た娘は硬直し、話しかけたら大泣きされてしまった。昨夜のうちに髪は切ってあったのだが、髭はそのままだったし、サングラスをかけていたのが大失敗だった。急いで車に連れて行き、メガネに換えたが、時既に遅し!都会の色に染まってしまった娘は、ゴロウとカイトの熱烈な挨拶もお気に召さなかったようだ。
 
 函館に行ったときは必ず立ち寄る回転寿司に行ったのだが、いつもと違ってガラガラだった。食べてみてすぐに理由が解った。一皿の値段は高いがネタが良いのが売りのその店が、とても不味くなっていたのだ!天然ぶり、エンガワ、昆布締めタラ、コハダ・・・。食べるのに苦労するほど・・・。
 せたな町の高橋町長と同じで、一度失った信用を取り戻すのは大変なのに、寿司屋でこんなネタを出してしまったら・・・。よほど変わったという評判を聞かない限り、もう行くことは無いだろう。新しい店を探さなければならない!
 
 帰りの車の中で、妻がゴロウに向かって、
「凄く合いたかったよ!ゴロウに一番会いたかったんだよ!次はオリーブかな?」
と言っていた。俺ではないらしい(T_T)/~~~ 。
 娘と離れていた3ヶ月の溝を埋めるのは難しかった。途中で寄ったサツドラで、俺が抱っこをして、年末10日間娘と過ごしたときに子守歌として効かせていた『ラブ・ミー・テンダー』を歌ってやったら何か思い出したようで、俺の顔を真っ直ぐ見てもう泣かなくなった。
 家に帰り着いたが、寒くて汚い家にショックを受けたようで、ストーブを全開で暖めるまで、とても機嫌が悪かった。しかし、食事の準備をしながら、ステレオから流れる音楽に合わせて踊ってやったら(-_-;)、やっと心を許してくれ笑顔になった\(^O^)/。
 そのあと、俺の顔を指さして
「ハ〜チャン?ト〜チャン?」
としきりに声を出すようになり、丸いものや数字を見つけては、何やら喋っていた。ミルクを見て
「ウマウマ」
といってみたり、ストッケのイスを組み立ててやったら、テーブルの上に置いた千切ったパンをつまんで食べ、ストロー付きコップをつかんで、自分でお茶を飲んでいた。
 
 その成長に驚きつつ、離れていた時の長さを感じた。
 寝る体制に入ったのを確認してから、夜牛舎に行った。朝のうちに万全の体制を取ってあったので、短時間ですませることが出来た。
 でも疲れた!