ワックスがけ 携帯を古い機種に戻す 蕎麦 送別会

 今日は、お掃除のヘルパーさんが来る日なので、早めに牛舎に行く。長く母牛に付けさせた分、哺乳瓶から飲ませるのに手こずり、結構時間がかかった。
 
 ヘルパーさんが来てくれた時、ちょうど牛舎作業を終えることが出来、俺は床にワックスを掛けた。3回がけをしたのだが、ほとんど効果がなかった。フローリングの表面が禿げており、一度ニスなどの塗料を塗るか、フローリングを張り替えるしか無さそうだ。お金が・・・!靴下の足ですりすりすると、荒れた木目に引っかかり破れそうだ。娘が帰ってくるときには、何か考えなければならないのかな?
 掃除機が、フィルターを変えても吸わなくなったので、新しいのを買うように進められた。
 
 今日は送別会があるので、朝も昼もパン2枚だけで軽く食事を済ませた。
 牛舎用ガスボンベの充填を頼み、携帯電話の機種を、元に戻してもらいに行った。携帯電話は、メーカー、機種、型式によって感度がまるで違い、携帯補償エリア外(見捨てられた情報僻地)の我が家では、その感度を重要視しなければならない。
 レンズに傷が入ったため、同じメーカーの上位機種に変更して、ブログの写真などを撮っていたのだが、あまりに感度が悪すぎ、もとの機種に戻すことになった。2000円!
 
 師匠が砂利舗装をした現場を見に行く。俺の農地を通る農道も、砂利舗装をしなければ4WDの車でも通れないほどグチャグチャで滑るのだ。登ってみたら、師匠がいた。7反近く開いている畑があるが、どうしたらいいか相談したら、
「蕎麦でも蒔けや!(畑を)起こして種蒔きしたら、除草剤も使わなくとも大丈夫だぞ。刈り取りは、コンバインで刈ってやる!」
これはありがたいことだ。儲けより、畑を遊ばせなくても済み、人手がかからない!蕎麦はフィトンチッドを出して、雑草の生長を抑えるのだ。俺は毎年蒔いているが、刈り取りの後の脱穀が出来なくて困っていたのだ。ロータリーを修理しなければ!
 
 ちょっと遅刻して、獣医さんの送別会の会場に行く。若い女性に『こんにちは!』とにこやかに挨拶されたが、相変わらず誰だか判らない。共済にこんな人がいたのだろうかと思いつつ挨拶を返し、一緒について行ったら、全然違う会の参加者だった。そしてようやくその女性が誰だか判明した。
 
 俺が参加する送別会は、隣の部屋だった。会は既に始まっており、盛り上がっていた。
 申告の講師をしてくださった方に
俺「今日も卒業式ですか?」(おめかししておられたから・・・)
「や〜今日は入学式でさ〜!いつもコンなんだけど・・・。」
俺「牛舎やるときも、そんなに綺麗な格好なんですか?」
と言うと、牛飼いの師匠が
「俺のお母〜も誉めてくれよ!」
 近くに行こうとして、柔らかい踏みごたえがあったのだが、別な奥さんの足だった。師匠の奥さんの手は傷だらけで、結婚指輪をしていなかったので、
俺「どうしたんですか?」
「子牛が、私の手を好きで、噛むんだよ!」
俺「指輪がない。」
「入らなくなったんだよ!」
俺「俺の結婚指輪は緩くなって、手を振ったら牛糞の中に飛んでいって、今頃畑の土の中ですよ。」
「私のは金の指輪に、でっかいダイヤモンドが付いていたんだけど、牛に吸われて胃袋の中に・・・。ってウソ来決まっているでしょ。ホントは入らなくなったので、タンスにしまって娘にやろうと思っているのさ。」
「それより、お前随分腹が出たな。良いモンばかっかり食べているんだろう。」
俺「うどんの馬鹿食いとか・・・。」
師匠「奥さんは、本当に帰ってくるのかい?もう帰ってこないんじゃないか?」
俺「たぶん、4月半ばには帰ると思いますが・・・。」
「△■◎×・・・。」
 話しは踊る。