泣ける映画 便利なバックアップ機能 休脳日

yonemiki2007-03-25

 昨夜は、『今、会いに行きます。』という、竹内結子の泣ける映画を観た。悲しい気分の時に、悲しい映画なんて観られないという人もいるが、俺は思いっきり悲しみに浸り、さっさと忘れるタイプだ。予想以上に素敵な映画だった。寝たのは3時だ。泣いたかどうかは、秘密!
 
 獣医さんが来るので、いつもどおり起きるが、俺の脳みそは全然働いていない!ところが、俺の頭には、緊急事態用にバックアップ機能が付いていて、何も考えなくてもゆっくりだけど体を動かすことが出来る。
 昭和時代に買ったハイラクス・トラックがまだ新車だったころ、埼玉から熊本まで約1300kmを、トイレと給油以外はノンストップで走り切ったことがある。ところが行きも帰りも1時間の記憶がなく、その間約100km進んでいた。寝ていても、勝手にカーブを曲がって運転していたのだ!
 
 今日はそのバックアップ機能で、ルーティンワークをやった。時間は3倍くらいかかったが・・・。
 獣医さんがやって来たので、のぞみがダメだったことを報告。死亡確認を取る必要のない月齢だったので、毛布を掛けてあるのぞみには触ることもなく、昨日早すぎると言われたマユコを診てもらう。
 昔、なんかの本で、
「生きてるうちに、医者に行けよ!死んで冷たくなってからは、医者の態度も急に冷たくなるから。」
と言う笑い話があったのを覚えているが、最終的にはみんな屠畜されて肉になる経済動物の牛はなおさらである。
 マユコは、尻尾に血が絡まっており、発情が終わってしまったことを知る。
「あんれま〜!あんなに固かった卵胞なのに、排卵してるよ!」
昨日放してやった直後から、沢山の牛にマウンティングされていたので、それなりに発情していたのだろう。メモメモ!
 
 何をやったのか良く覚えていないが、最後にチェックしたときは、エサも水も牧草も終わっていた。家に帰って、しばらくボケ〜〜〜ッとして過ごす。そういえば昼飯を食っていない。車検のためにハイラックスを取りに来るという電話があったので、とりあえず車検用のタイヤを用意し、パンクしたフロントタイヤに、とりあえず空気を入れておく。イヤな予感がしつつも、ラーメンを作って食べたが、今日は食べている間に邪魔は入らなかった。
 自動車工場から電話があり、最初の見積もりより2倍もかかると言う。まあ話しを聞けば、納得のいくものばかりである。ぼけた頭で値引き交渉だ!いきなり、言い値の3/4の値段を言って、もちょっと粘ったのだが、交換する部品のわりには、それなりの値段に落ち着いた。あと10年は乗るぞ〜!
 
 ハリウッド版の『イルマーレ』という映画を観た。韓国の原作も観ていたが、サンドラブロックがいい演技をしていた。あまり頭を使わず、爽やかに観られた。良い休息になった。
 まだ明るかったので、太枝切りバサミと、剪定用のこぎりを使って、グミや梨の剪定をした。もうすぐ娘が帰ってくるのだ。
 入植したてのころ、あまりの雑草と竹藪に途方に暮れ、緑のパワーに圧倒されたものだが、牛や馬の働きはものすごい!荒れ野や竹藪が、どんどん草地に変わっていく。今日剪定した梨の木の周りも、馬たちが綺麗に整地してくれていた。
  
 ザルうどんを2人前食べ、夜牛舎だ。病気に気がつくのが遅かった一因は、その部屋が昼間でも暗かったことだ。早速、電球型蛍光灯とソケット、電線、コンセントを集めてきて、灯りが付くように細工した。これならよく見える。ユメカとルームメイトになってもらうのに、真由太郎を連れてきた。
 
 明日は、なんだかやることがいっぱいあって、いくつか忘れそうだ!でも、今日は良い休日だった。