マユコ種付け 確定申告書提出! 密約

yonemiki2007-03-07

 昨夜、微弱発情していたマユコを、獣医さんに診てもらった。まだ固い卵胞があるという。
俺「明日まで待った方が良いですか?」
「どちらとも言えません。」
俺「では、今種付けして、明日排卵確認お願いします。」
『安茂勝』1本5000円する種(精液)だ。明日卵胞があったら、もう一度種付けすることになる。これを勿体ないと思って、次回まで待つか?せっかく発情しているのだから、一か八か試すか?難しい選択である。
 出産予定日のフクは、もうちょっと待ってくれそうだ。ベテランだから、こんな寒い日の出産は避けると信じて、勉強会に行くしかない!後始末をしていてビックリ!枠場の中に、スズコが隠れていた。時間がないので、そのまま繋ぎ直して出発!
 
 なんとかがんばって11時に到着。既に決算書に記入した奥さんも来ていて、とても華やかな会話の花が咲いていた。そして、お帰りになった途端、あたりは静かになった。
「ホントに静かになったね?」
指導してくださった、美しい奥様講師の弁。俺は脇目もふらず、減価償却資産集計表や貸借対照表棚卸資産台帳、和牛育成資産台帳、そして決算書を出力し、それを申告書に記入・・・。
 ここまで来れたのは、ボランティアで講師役を引き受けてくださった、3人の青色申告会先輩方の好意のおかげだ。これまで、漠然と感じていた経営を、数字でしっかり確認することが出来、とてもありがたかった。
 
 密約をした。密約なので、誰と、どのような約束をしたのか、秘密なのだ!(もったいぶるほどのこともない)
 俺にもいろいろ計画があるのだ!
 
 まるで冬のような気温になり、地吹雪で外作業が大変だった。牛舎の、大子牛部屋へのホースが凍り、高い梁の上に登って、凍結した部分をハンマーで叩いて氷を砕き、なんとか流れるようにした。例年なら、水落をしたあと、ホースを吹いて中の水を完全に抜ききるのだが、今年はそんな必要がなかったので忘れていたのだ。
 子牛が寒そうだったので、暖房用の投光機を付けてやり、敷きワラを分厚く敷く。
 
 申告が終わったお祝いに、ちょっと美味い物を作ったのだが、ビールを買い忘れていて・・・。ごま油が凍っていた。