掲示板が熱い! 

yonemiki2007-02-14

←去年・今年→
 相変わらず、頭の調子が悪く、かなり遅めの時間に牛舎に行く。子牛の鼻紋取りに農協から来て、出生報告を出していない子牛の分まで、鼻紋を取ってくれた。出荷牛の相談をして、来月は出荷しない事を確認した。
 大荒れになる予報なので、糞出しを頑張った。牧草ロールも入れてやり、吹雪の中作業しないで済むようにした。妊娠牛の水場が、雪が少なすぎるために凍って枯れてしまい、掘ってやる必要がありそうだったが、元気がないので止めた。
 
 今日は、掲示板に沢山の医師の投稿があり、熱い議論がなされていた。
 大ざっぱにまとめると、医師にもいろいろ得意分野が有るので、医師一人体制ですべての患者を診るような体制で、判断ミスをすると訴訟になりかねない状態というのは、体力的にも精神的にもとても過酷なものであり、医療他作審議会が出した『瀬棚区大成区は、医師一人体制』という答申は、非現実的なものであることがわかる。
 そして、このまま黙っていると、その非現実的な医療体制が、この町の将来の医療体制として決定され、数年後には崩壊してしまうと言うことだ。みんな、本当にそれで良いのですか?
 
 八雲総合病院は、経営が苦しくなっており、すぐに入院させようとしているのを聞いたことはないだろうか?
 俺の娘も、咳とはな垂れが長引いたので妻が八雲の小児科に連れて行ったら、
『気管支炎を起こしかけている』
と言われたそうだ。抗生物質の飲み薬を出してもらったが、結構元気だった。
 その後もはな垂れ、咳は微妙に続き、そのまま瀬棚診療所に通院させて様子を見た。時々夜に大咳をして心配したが、翌日診療所に行けば、症状は治まった。気管支が悪くなっているとは言われなかった。
 たまたま東京の81歳のベテラン耳鼻科の先生のところに行ったら、『副鼻腔炎』だった。順調に治っているそうだ。
 こういう判断は、好きずきで、誰が正しいというわけではないが、あまり脅されるのは心臓に良くないと思う。
 
 八雲総合病院は、この町にとっても重要な2次医療機関である。本来なら、周辺の町でいくらかお金を出し合って、守るべきものだ。町長にそのことを話したが、全く理解されなかった。やはりこの人には、『町長』は無理なのだと感じた。プライドばかり高く、総括的に物事を考えられないようだ。
 経営が悪ければ、すぐに入院させたがるようになり、また医師を確保するのも難しくなるだろう。
 本来、医療を考える行政は、そういったことを包括的に考える必要があるのではないか?北桧山国保中心と言いながら、中身の話しは全くしない結果、今年一年間で2割以上も患者を減らしている。
 そろそろ、みんな本気で考えないと、毎年2億円の税金をドブに捨てるような医療政策が決定されてしまうんですよ!